若山曜子のインスタグラム(yoochanpetite) - 8月25日 12時41分

先日駆け足で軽井沢に行ってきました。長江桂子さん　@keiko_nagae のデザートが食べられるとな。

たっぷりフレンチ食べた後でもすんなりいただけそうな軽やかなデザートは３種類。
私は桃とヴェルヴェンヌ、フロマージュブラン、という大好物な組み合わせをいただきました。

フランボワーズのチュイルも、桃ももちろん美味しかったけど、わたしは穂紫蘇のかわいらしさやちょこっと横についてるヴェルヴェンヌの砂糖がけ、いい！と思いまして。
家で真似っこしてみました。ミントでもいいと思います。　#マフィン型の小さなお菓子　にもハーブの砂糖がけの作り方を載せてますが、私は単純に食べられる飾りとしてしか捉えてなかったんですよね。

香りはあるけど味は美味しいというわけでもないじゃないハーブ、砂糖がけして乾燥したものは、シャリッとした食感で噛み締めると甘み続いてパーっと香りが広がる。

今まで単純に綺麗だからと作ってたけど、改めて食べてみると、そのままのハーブを飾るよりいい。（生のハーブってお皿に残しがちだし）

この砂糖がけはお皿の中で鮮烈な印象を与えるんだなと思いました。イメージとしては最後にひく胡椒、カリッと口にあたった時に香りが広がるスパイスのような感じでしょうか。

作り方は簡単。ハーブをよく洗って水けをきり、卵白を薄く塗ってグラニュー糖をつけて乾かします。今なら室内で半日もすれば乾きます。保存はタッパーに入れて冷蔵庫で。
フレッシュなハーブキャンディのようで、
シンプルなアイスクリームに添えても美味しいはず。

長江さんのデザートは他に大好きなフォレノワールも。サワーチェリーは地元のものを摘みに行かれたんだとか。旬が短いんですよね。しかし国産、出回らないけどあるんだなあ。

ココナツパッションのデザートも一口もらったけど美味しくて、でも軽やかで、わたし、1人で3種類いけたなーと思いました。

今まで私もちょいちょい本に書いてるんですが、フランスの果物は日本の果物より酸味もあって水分が少なめ。何にも考えなくてもフランス菓子を美味しくしてくれる。
日本の果物は水菓子と言われるだけあって水分たっぷりで改良もあってあまーい。生で食べるのが美味しくて、それを超えた味のお菓子にするのが難しいといつも思います。（あと綺麗で高価だしね。）

でもその良さを活かす方法は、いろいろあるんだなあと。
せっかくの長野、ふんだんな果物をうまく使われる長江さんのデザート、これからも楽しみです。

最後にいらっしゃるとは思ってなかった長江さんとお写真を撮っていただき、ずうずうしくもパリの今おすすめのお店などを聞く私なのでした。パリで行けたらいいなー。

夏休みのないこの夏、この日は短いけど夏休み。軽井沢に前のめりでいったものの、デザート以外はノーアイデア。だいぶん酔狂な大人の遠足となりました。次回は計画を練って、もう少しのんびりしたいものです。

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