植田夢月さんのインスタグラム写真 - (植田夢月Instagram)「【おすすめ本ベスト10】 ケガでクライミングの時間が減ったこともあり、今年読んだ本が100冊に達しました。 ⁡ せっかくなので、その100冊の中で最もおすすめしたい本ベスト10を紹介します。 ⁡ とはいえ、一つ一つちゃんと紹介するとInstagramの文字数制限をオーバーしてしまうので、超簡素なコメントだけ付けました。 同じく読書好きな方のヒマつぶしにでもなれば嬉しいです! ⁡ ⁡ 1.「アンチレイシストであるためには」イブラム・X・ケンディ(原題 "𝐻𝑜𝑤 𝑡𝑜 𝐵𝑒 𝑎𝑛 𝐴𝑛𝑡𝑖𝑟𝑎𝑐𝑖𝑠𝑡" 𝑏𝑦 𝐼𝑏𝑟𝑎𝑚 𝑋. 𝐾𝑒𝑛𝑑𝑖) 自分はレイシストじゃない、と思ってる人(私がそうだった)にこそ読んでほしい本。私の中で大いに価値転倒が起きた。レイシズムだけではなくジェンダー格差の問題等にも適用したい考え方。 ⁡ ⁡ 2. "𝐻𝑜𝑤 𝑡𝑜 𝐴𝑣𝑜𝑖𝑑 𝑎 𝐶𝑙𝑖𝑚𝑎𝑡𝑒 𝐷𝑖𝑠𝑎𝑠𝑡𝑒𝑟" 𝑏𝑦 𝐵𝑖𝑙𝑙 𝐺𝑎𝑡𝑒𝑠 (邦題「地球の未来のため僕が決断したこと」ビル・ゲイツ) こういう、俯瞰的でデータドリブンでかつ建設的な地球温暖化本を読みたかった。新しいテクノロジーに関する広範な知識は著者ならでは。最近邦訳も出ました。 ⁡ ⁡ 3.「LIFESPAN-老いなき世界」デビッド・A・シンクレア(原題 "𝐿𝑖𝑓𝑒𝑠𝑝𝑎𝑛: 𝑊ℎ𝑦 𝑊𝑒 𝐴𝑔𝑒-𝑎𝑛𝑑 𝑊ℎ𝑦 𝑊𝑒 𝐷𝑜𝑛'𝑡 𝐻𝑎𝑣𝑒 𝑇𝑜" 𝑏𝑦 𝐷𝑎𝑣𝑖𝑑 𝐴. 𝑆𝑖𝑛𝑐𝑙𝑎𝑖𝑟) なぜ生物は老化するのか?を、酵母を使った実験とシャノンの情報理論で解き明かしていく過程が、ふるえるほどおもしろかった。 ⁡ ⁡ 4.「ドーキンス博士が教える『世界の秘密』」リチャード・ドーキンス(原題 "𝑇ℎ𝑒 𝑀𝑎𝑔𝑖𝑐 𝑜𝑓 𝑅𝑒𝑎𝑙𝑖𝑡𝑦: 𝐻𝑜𝑤 𝑊𝑒 𝐾𝑛𝑜𝑤 𝑊ℎ𝑎𝑡'𝑠 𝑅𝑒𝑎𝑙𝑙𝑦 𝑇𝑟𝑢𝑒" 𝑏𝑦 𝑅𝑖𝑐ℎ𝑎𝑟𝑑 𝐷𝑎𝑤𝑘𝑖𝑛𝑠) 博士が中高生向けに科学を解説する本。教科書では無味乾燥な内容も、彼に語らせるとなんでこんなに分かりやすくておもしろいのか。カラフルなイラストも好き。 ⁡ ⁡ 5.「考える脚 北極冒険家が考える、リスクとカネと歩くこと」荻田泰永 冒険記としても思索の記録としても、とても読み応えがある。冒険のリスクや動機について思案をめぐらす著者に、クライマーならきっと共感する。 ⁡ ⁡ 6.「エデュケーション」タラ・ウェストーバー(原題 "𝐸𝑑𝑢𝑐𝑎𝑡𝑒𝑑" 𝑏𝑦 𝑇𝑎𝑟𝑎 𝑊𝑒𝑠𝑡𝑜𝑣𝑒𝑟) いわゆる毒親によって世間からほぼ隔絶されて育った著者が、知識を欲し、知識を得て変わっていく。語られる内容はひたすら衝撃的。 ⁡ ⁡ 7.「CRISPR 究極の遺伝子編集技術の発見」ジェニファー・ダウドナ、サミュエル・スターンバーグ(原題 "𝐴 𝐶𝑟𝑎𝑐𝑘 𝑖𝑛 𝐶𝑟𝑒𝑎𝑡𝑖𝑜𝑛" 𝑏𝑦 𝐽𝑒𝑛𝑛𝑖𝑓𝑒𝑟 𝐴. 𝐷𝑜𝑢𝑑𝑛𝑎, 𝑆𝑎𝑚𝑢𝑒𝑙 𝐻. 𝑆𝑡𝑒𝑟𝑛𝑏𝑒𝑟𝑔) たぶん、この技術の影響を受けずに人生を終えることはないだろな。それだけに、CRISPRが核兵器の轍を踏まないためにはどうすればいいのか?という問いは、非常に現実的で恐ろしい。 ⁡ ⁡ 8.「取材・執筆・推敲 書く人の教科書」古賀史健 ライター向けに書かれた本だけど、SNSレベルでも何かコンテンツを作っている人であれば、目ウロコする箇所がたくさんあるはず。 ⁡ ⁡ 9.「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ」川上和人 ナイツの漫才くらいボケの多いエッセイ。笑わせる文章書けるのうらやましい。ぷっと吹き出しながら鳥類の生態を学べます。 ⁡ ⁡ 10.「選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子」河合香織 知れば知るほど正解のない問題。でも母親たちは決断を下さなくてはならない。彼女らの葛藤を、偏りのない視点で明らかにした良ルポ。 ⁡ ⁡ ⁡ こんな感じで、最近は、自分の視点を薄く広く拡げていくのを楽しんでます。 ⁡ また100冊読んだら紹介するかもしれません。それではー。 ⁡ #book #bookshelf #booklover #booknerd #bookaddict #bookrecommendations #本好きな人と繋がりたい」9月16日 17時25分 - dream_moco

植田夢月のインスタグラム(dream_moco) - 9月16日 17時25分


【おすすめ本ベスト10】
ケガでクライミングの時間が減ったこともあり、今年読んだ本が100冊に達しました。

せっかくなので、その100冊の中で最もおすすめしたい本ベスト10を紹介します。

とはいえ、一つ一つちゃんと紹介するとInstagramの文字数制限をオーバーしてしまうので、超簡素なコメントだけ付けました。
同じく読書好きな方のヒマつぶしにでもなれば嬉しいです!


1.「アンチレイシストであるためには」イブラム・X・ケンディ(原題 "𝐻𝑜𝑤 𝑡𝑜 𝐵𝑒 𝑎𝑛 𝐴𝑛𝑡𝑖𝑟𝑎𝑐𝑖𝑠𝑡" 𝑏𝑦 𝐼𝑏𝑟𝑎𝑚 𝑋. 𝐾𝑒𝑛𝑑𝑖)
自分はレイシストじゃない、と思ってる人(私がそうだった)にこそ読んでほしい本。私の中で大いに価値転倒が起きた。レイシズムだけではなくジェンダー格差の問題等にも適用したい考え方。


2. "𝐻𝑜𝑤 𝑡𝑜 𝐴𝑣𝑜𝑖𝑑 𝑎 𝐶𝑙𝑖𝑚𝑎𝑡𝑒 𝐷𝑖𝑠𝑎𝑠𝑡𝑒𝑟" 𝑏𝑦 𝐵𝑖𝑙𝑙 𝐺𝑎𝑡𝑒𝑠 (邦題「地球の未来のため僕が決断したこと」ビル・ゲイツ)
こういう、俯瞰的でデータドリブンでかつ建設的な地球温暖化本を読みたかった。新しいテクノロジーに関する広範な知識は著者ならでは。最近邦訳も出ました。


3.「LIFESPAN-老いなき世界」デビッド・A・シンクレア(原題 "𝐿𝑖𝑓𝑒𝑠𝑝𝑎𝑛: 𝑊ℎ𝑦 𝑊𝑒 𝐴𝑔𝑒-𝑎𝑛𝑑 𝑊ℎ𝑦 𝑊𝑒 𝐷𝑜𝑛'𝑡 𝐻𝑎𝑣𝑒 𝑇𝑜" 𝑏𝑦 𝐷𝑎𝑣𝑖𝑑 𝐴. 𝑆𝑖𝑛𝑐𝑙𝑎𝑖𝑟)
なぜ生物は老化するのか?を、酵母を使った実験とシャノンの情報理論で解き明かしていく過程が、ふるえるほどおもしろかった。


4.「ドーキンス博士が教える『世界の秘密』」リチャード・ドーキンス(原題 "𝑇ℎ𝑒 𝑀𝑎𝑔𝑖𝑐 𝑜𝑓 𝑅𝑒𝑎𝑙𝑖𝑡𝑦: 𝐻𝑜𝑤 𝑊𝑒 𝐾𝑛𝑜𝑤 𝑊ℎ𝑎𝑡'𝑠 𝑅𝑒𝑎𝑙𝑙𝑦 𝑇𝑟𝑢𝑒" 𝑏𝑦 𝑅𝑖𝑐ℎ𝑎𝑟𝑑 𝐷𝑎𝑤𝑘𝑖𝑛𝑠)
博士が中高生向けに科学を解説する本。教科書では無味乾燥な内容も、彼に語らせるとなんでこんなに分かりやすくておもしろいのか。カラフルなイラストも好き。


5.「考える脚 北極冒険家が考える、リスクとカネと歩くこと」荻田泰永
冒険記としても思索の記録としても、とても読み応えがある。冒険のリスクや動機について思案をめぐらす著者に、クライマーならきっと共感する。


6.「エデュケーション」タラ・ウェストーバー(原題 "𝐸𝑑𝑢𝑐𝑎𝑡𝑒𝑑" 𝑏𝑦 𝑇𝑎𝑟𝑎 𝑊𝑒𝑠𝑡𝑜𝑣𝑒𝑟)
いわゆる毒親によって世間からほぼ隔絶されて育った著者が、知識を欲し、知識を得て変わっていく。語られる内容はひたすら衝撃的。


7.「CRISPR 究極の遺伝子編集技術の発見」ジェニファー・ダウドナ、サミュエル・スターンバーグ(原題 "𝐴 𝐶𝑟𝑎𝑐𝑘 𝑖𝑛 𝐶𝑟𝑒𝑎𝑡𝑖𝑜𝑛" 𝑏𝑦 𝐽𝑒𝑛𝑛𝑖𝑓𝑒𝑟 𝐴. 𝐷𝑜𝑢𝑑𝑛𝑎, 𝑆𝑎𝑚𝑢𝑒𝑙 𝐻. 𝑆𝑡𝑒𝑟𝑛𝑏𝑒𝑟𝑔)
たぶん、この技術の影響を受けずに人生を終えることはないだろな。それだけに、CRISPRが核兵器の轍を踏まないためにはどうすればいいのか?という問いは、非常に現実的で恐ろしい。


8.「取材・執筆・推敲 書く人の教科書」古賀史健
ライター向けに書かれた本だけど、SNSレベルでも何かコンテンツを作っている人であれば、目ウロコする箇所がたくさんあるはず。


9.「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ」川上和人
ナイツの漫才くらいボケの多いエッセイ。笑わせる文章書けるのうらやましい。ぷっと吹き出しながら鳥類の生態を学べます。


10.「選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子」河合香織
知れば知るほど正解のない問題。でも母親たちは決断を下さなくてはならない。彼女らの葛藤を、偏りのない視点で明らかにした良ルポ。



こんな感じで、最近は、自分の視点を薄く広く拡げていくのを楽しんでます。

また100冊読んだら紹介するかもしれません。それではー。

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2021/9/16

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