A floating metal circle: Can you guess what this implies? The answer will follow my Japanese text. 「宙に浮く金属の円盤」--これ、なんだかわかります?昨秋、アップルに何人友達がいようが普通には入れない新本社、Apple Parkの敷地内にあるSteve Jobs Theaterの地下、可動式の壁のさらに奥にあるほとんど知る人がいない秘密の応接室で、この絵を見て、どうしても「こちらの絵、なんですか?」と聞かずにはいられず尋ねたところ「Steve Jobs Theater」という返答を得て、数秒間、カミナリに打たれたような衝撃で何も話せなくなった一枚の絵です。  Apple Parkの外周、故Steve Jobsが愛したvegetation(見た時、このビデオを思い出しました https://www.youtube.com/watch?v=BNeXlJW70KQ )の中にポツンと浮かぶ金属の円盤。  支えるのは外周のガラスだけで柱などは一本もないこの美しいシアターのコンセプト画が先の絵だそうです。描いたのはNorman Foster本人かはわからないけれど、Foster+Partnersの誰か。  まさか、この絵に日本で再会できるとは思っていませんでした。  土曜日に新たにオープンする #AppleKyoto の3階にはアップル製品を仕事で導入したいと考えるビジネスパートナー向けの特別商談室、「the Boardroom」という一般客は入れない秘密の部屋があります。  そこの壁に何気なく、あの秘密の小部屋にしなないと思っていたこの絵が飾られていました。  Steve Jobs Theaterと言えば、メインは足下ギリギリまで攻めた巨大スクリーンがあるステージや可動式の壁で囲まれた展示エリアなどを含む地下シアター空間。そしてApple Kyotoにも採用されたアップルが開発した人工大理石の階段(そう、iPhoneで使われているアルミ合金もそうですが、アップルが開発しているのは商品だけでなく、その商品に使うマテリアルや、製造方法、販売方法、そしてリサイクル方法も開発しています)。まずはこれらを施工した後、その上にまるでストーンヘンジのように、その上の地上露出空間を円筒状のガラスで囲み、最後にその上、真ん中にクレーンを使ってメタルの天板をそっとおろし、それで完成だったそうで、その話を聞いただけでしびれてしまうのは私だけではないでしょう。  日本人が得意なはずなのに日本語訳が難しい「subtlety」、という言葉を体現した究極の建築のひとつだと思います。  そのコンセプトは、この極めてシンプルな一枚の絵。なんともシビれるじゃないですか。  この絵を見るためだけに、東京や大阪を飛び越してApple Kyotoと商談をしても損はないと思います。  なにせここはSteve Jobsだけでなく、Chief Design OfficerのJonathan Iveも、そしてJobsのもっとも近くから支えた元ワールドワイドコミュニケーション部門のトップ、Katie Cottonも愛した街(一度、アップルの毎年恒例のインタビューがいつも京都出張と重なる時期なので、京都でやって欲しいと冗談で言ったらKatieが「Oh! Kyoto!」と歓喜の声をあげていましたー笑)。Tim Cookの公式日本訪問もソーシャルメディアでの発信は京都始まりでした。  The picture below is the original concept drawing of “Steve Jobs Theater” at Apple Park by Foster+Partners. I first saw this rare drawing at a reception office deep inside that very theater and was stunned.
 When Apple built this theater, they started from the basement where you see the stage and the exhibition space with movable (circular) walls. Then, they surrounded it with cylindrical glass walls. Lastly, they have softly landed the circular metal ceiling on top of it and that was it! Such a execution of ‘subtlety’ — I was stunned when I heard this story. So elegant and so beautiful. I was so frustrated that I had not been able to photograph the picture that stunned me. And I have never

nobihayaさん(@nobihaya)が投稿した動画 -

林信行のインスタグラム(nobihaya) - 8月24日 06時41分


A floating metal circle:
Can you guess what this implies? The answer will follow my Japanese text. 「宙に浮く金属の円盤」--これ、なんだかわかります?昨秋、アップルに何人友達がいようが普通には入れない新本社、Apple Parkの敷地内にあるSteve Jobs Theaterの地下、可動式の壁のさらに奥にあるほとんど知る人がいない秘密の応接室で、この絵を見て、どうしても「こちらの絵、なんですか?」と聞かずにはいられず尋ねたところ「Steve Jobs Theater」という返答を得て、数秒間、カミナリに打たれたような衝撃で何も話せなくなった一枚の絵です。  Apple Parkの外周、故Steve Jobsが愛したvegetation(見た時、このビデオを思い出しました https://www.youtube.com/watch?v=BNeXlJW70KQ )の中にポツンと浮かぶ金属の円盤。
 支えるのは外周のガラスだけで柱などは一本もないこの美しいシアターのコンセプト画が先の絵だそうです。描いたのはNorman Foster本人かはわからないけれど、Foster+Partnersの誰か。  まさか、この絵に日本で再会できるとは思っていませんでした。  土曜日に新たにオープンする #AppleKyoto の3階にはアップル製品を仕事で導入したいと考えるビジネスパートナー向けの特別商談室、「the Boardroom」という一般客は入れない秘密の部屋があります。
 そこの壁に何気なく、あの秘密の小部屋にしなないと思っていたこの絵が飾られていました。  Steve Jobs Theaterと言えば、メインは足下ギリギリまで攻めた巨大スクリーンがあるステージや可動式の壁で囲まれた展示エリアなどを含む地下シアター空間。そしてApple Kyotoにも採用されたアップルが開発した人工大理石の階段(そう、iPhoneで使われているアルミ合金もそうですが、アップルが開発しているのは商品だけでなく、その商品に使うマテリアルや、製造方法、販売方法、そしてリサイクル方法も開発しています)。まずはこれらを施工した後、その上にまるでストーンヘンジのように、その上の地上露出空間を円筒状のガラスで囲み、最後にその上、真ん中にクレーンを使ってメタルの天板をそっとおろし、それで完成だったそうで、その話を聞いただけでしびれてしまうのは私だけではないでしょう。  日本人が得意なはずなのに日本語訳が難しい「subtlety」、という言葉を体現した究極の建築のひとつだと思います。  そのコンセプトは、この極めてシンプルな一枚の絵。なんともシビれるじゃないですか。  この絵を見るためだけに、東京や大阪を飛び越してApple Kyotoと商談をしても損はないと思います。
 なにせここはSteve Jobsだけでなく、Chief Design OfficerのJonathan Iveも、そしてJobsのもっとも近くから支えた元ワールドワイドコミュニケーション部門のトップ、Katie Cottonも愛した街(一度、アップルの毎年恒例のインタビューがいつも京都出張と重なる時期なので、京都でやって欲しいと冗談で言ったらKatieが「Oh! Kyoto!」と歓喜の声をあげていましたー笑)。Tim Cookの公式日本訪問もソーシャルメディアでの発信は京都始まりでした。  The picture below is the original concept drawing of “Steve Jobs Theater” at Apple Park by Foster+Partners. I first saw this rare drawing at a reception office deep inside that very theater and was stunned.
 When Apple built this theater, they started from the basement where you see the stage and the exhibition space with movable (circular) walls. Then, they surrounded it with cylindrical glass walls. Lastly, they have softly landed the circular metal ceiling on top of it and that was it! Such a execution of ‘subtlety’ — I was stunned when I heard this story. So elegant and so beautiful. I was so frustrated that I had not been able to photograph the picture that stunned me. And I have never


[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)

>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する

190

1

2018/8/24

林信行を見た方におすすめの有名人