猫沢エミのインスタグラム(necozawaemi) - 11月24日 10時02分
大正13年(1924年)宮澤賢治、生前唯一の童話集『注文の多い料理店』を刊行した光原社(社名決定には賢治も関わっている)。今では誰もが知る名作は、出版当時まったくといっていいほど売れなかった。
時代を先取りする文学にしろ、絵画にしろ、作家の生前には報われないことが多い……というのは、世のすべてのクリエイターに幾許かの希望を与えるように思うのは私だけか。
光原社はその後、柳宗悦や棟方志功らとの出逢いを経て、民藝運動を広げる役割を担い、現在に至る。
ヨーロッパと日本が融合する、どこか懐かしい佇まいの光原社は、中庭を囲むように幾つかの館で構成されていて、宮澤賢治直筆の原稿や、貴重な資料が観られる博物館もある(館内は写真撮影禁止のため、残念ながらお見せできないのだけど)。
本館2F にある民藝クローズを中心としたお店は、私の食指が動かされまくりなセレクションで、うっかり散財……をグッと堪える(盗難、歯がもげるなど、今回は贅沢できませぬ😅)。
鮮やかな紅葉🍁の庭に佇めば、ありし日の宮澤賢治の呟きが聞こえてきそう。
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
次はもっとゆっくり、こちらのカフェで時間を過ごしたいな。
#盛岡デイズ #東京下町時間
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2023/11/24