大杉隼平のインスタグラム(shumpeiohsugi_photographer) - 8月24日 17時21分
父、大杉漣が残した言葉。
「役の大きい小さいなど関係ない。作品がぼくの生きた証だ。疲労のため寝ながら反射板を持ち続ける照明マン、監督から怒られながら走りまわる助監督、不器用でも演じることと懸命に闘う俳優。ぼくはいつまでもそちら側の人間でいたいと思う。現場で喜び、現場で傷つき、そして現場で生きる。ぼくは現場者だ。」 この言葉は全てのことに通じる言葉だと思う。父が亡くなり出てきたノートには父が昔から感じた気持ち、想いが綴られていた。その文章を母がまとめた。
それを読んだときにそれは僕が知らない父と母の心の声のように感じた。
9月に発売の「現場者」本当に読めて良かったです。
精一杯最後まで自分の好きな場所に立ち続けた、父。
不安や葛藤。あの人が何故最後までちゃんと向き合えたか。その意味を改めて教えて頂きました。
たけしさんが書いて下さった言葉。
番組の収録後すぐに電話をしてきて「たけしさんが歌ってくれて、キャッチボールしてくれたんだ。」少年のように嬉しそうに話していました。父もたけしさんと出会えて、作品に参加
させて頂くことが嬉しかったんだと思います。
父が亡くなってから、父が出ている番組をずっと観れずにいました。
本当に親友のような父でした。
役者としての父は、皆さんが評価するものであり、自分にとっての父は大杉漣ではなく大杉孝だと思っていました。
昨日、現場でお会いした玉置玲央さん。真っ直ぐで、凄く素敵な方でした。
彼が語る父は、自分の目指すべき姿なんだと再確認させて頂きました。
「教誨師」の公開。必ず観ようと思います。
半年が経ち、今あなたはどうしているのでしょう。お墓に行き、あなたに報告することで過ごしている自分がいます。
犬の風ちゃん、猫のとらちゃんも年を重ねてきましたが元気にしています。
小さな時にあなたからもらった手紙を読み、そこに書かれた言葉から温度を感じています。そして今の自分に大切な言葉だと思っています。
ぼくは現場者だ。この本とまた出会わせてくれた事に感謝します。
その言葉の一つ一つを大切に、過ごしていきたいと思いました。
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2018/8/24