世界のKitchenから公式のインスタグラム(sekai_kitchen) - 10月11日 12時00分

【世界の味覚①クセになる苦みと渋みのメカニズム】
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ハノイでお茶をいただいた時に感じた最初の印象は「苦み渋み」が強いなぁってこと。それはそっくりベトナム茶の特徴でもあり、「これがクセになる」と、現地の人たちはこぞって言います。
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人が味を感じるのは、どうしてでしょう。それは、舌や上あごの奥、喉のあたりにある「味蕾（みらい）」と呼ばれる小さな器官に接することから。これにより甘み、塩味、酸味、苦み、うまみの５つを感じることができます。
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じゃあ「渋み」はどうやって感じるのかって？はい、とてもいい質問。実は「渋み」は味蕾を通して感じられる味ではなく、味を示す物質が口のなかの粘膜に触れ、縮むことで感じられます。つまり皮膚感覚からの情報を「味」としてとらえている、ということ。
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これも人の表現力の豊かさゆえ、かもしれません。
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Photo by Yoko Takahashi
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