宇治田みのるのインスタグラム(djminoru.u) - 11月8日 15時31分
10/15(日)
Minoru Ujita 60th Anniversary Fes
第14章-進むべき道-
SPICY CHOCOLATE “KATSUYUKI a.k.a.DJ CONTROLER”… @SPICY CHOCOLATE
カツユキはめちゃワルかった。東京の不良だった。
ここでは書けない事が山ほどある。
そんなカツユキはオレの店
六本木EROSにもよく来ていた。
来れば何かしらやらかしていたカツユキのグループだったが
オレがReggaeをPlayする時だけは
カツユキはDJブースに張り付いていた。
オレはカツユキに聞いた…
オレ
「何でReggaeを回すとDJブースに来るの?」
カツユキ
「オレ最近Reggaeにハマってて…Reggae好きになったんすよ」
オレ
「そーなんだ!カツユキさ…ReggaeってLove & Peaceが基本じゃん。Reggae好きならさ…人をブッ飛ばしたりしてないでさ…Reggae を沢山聴いたら良いよ!」
そう言ってオレはその場で
Reggaeのレコードを数枚カツユキに渡した。
それから数年後…
カツユキはSPICY CHOCOLATEとしてデビューし
皆さんがご存知の通りヒット曲を連発する
素晴らしいアーティストとなった。
更に数年経ったある日、カツユキから連絡が来た。
彼が主催していた”Reggae Dance Queen Contest”の審査委員長として
参加して貰いたいと言う依頼だった。
Reggae Danceは好きだが審査をする目をオレは持っていない。
女の子のReggae Danceを観て楽しむだけだw
その事をカツユキに伝えると
「みのるさんは審査委員長なので、審査員が決めた結果を最後に発表してくれれば良いですから、是非お願いします!」と言われた。
何でオレなんだろう?と思いながらも
オレは審査委員長を引き受けた。
会場は渋谷のOn Airだった。
人が入りきらないほどパンパンだった。
全ての演技が終わり審査結果の発表の時が来た。
オレは審査結果の入った封筒を渡され
ステージの中央に立った…その時…!
マイクを持ってカツユキは話しはじめた。
カツユキ
「今日、会場に来てる皆んなは”何で宇治田みのるが審査委員長なんだよ?”と思ってるヤツが大半だと思う。けどな…この人が居なかったらオレは今頃ここに居ないんだよ!この人が居なかったらオレは人を殺して刑務所に居たかもしれないし…宇治田みのるさんが音楽の道へ導いてくれたんだよ!だから審査委員長ってこと!審査委員長でいいよな⁉︎」
会場からは割れんばかりの歓声とか拍手が巻き起こった。
胸が張り裂けそうなくらい嬉しかった。
胸が熱くなった。
カツユキが何故オレに審査委員長を強く依頼してくれたのか…この時にその意味がわかった。
音楽に邁進し“進むべき道”を誤らなかった
KATSUYUKI a.k.a. DJ CONTROLERは
これからも”ずっと”皆んなに
音楽でLove & Peaceを伝えて行くことだろう。
カツユキ…ありがとう。
つづく…
#spicychocolate #katsuyukiakadjcontroler #love #peace #reggae #ずっと変わらずに
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2023/11/8