江幡塁さんのインスタグラム写真 - (江幡塁Instagram)「無事に退院することができました。 Instagramの更新、連絡が途絶え、ご心配をおかけしました。そしてイベントの延期などご迷惑をおかけしました。　この1年間、頭痛や目眩に悩まされていましたが、2月末に視覚の異変から眼科に行ったところ異常が見つかり、緊急入院、手術ということになりました。病院の方から急遽家族を呼んで大事な話があるとのことで説明を受けました。診断画像からすると、おそらく悪性で腫瘍が大きいため命に関わる手術になると聞き、家族は真っ青になりながらも説明を涙を堪えて聞いてくれていました。本人の僕は呆然として話すら入ってこない状態でした。幼い頃から格闘技を始めて殆どの人生を格闘技に費やしてきたこともあり、命懸けで試合を行ってきましたし、死ぬ気で挑んできました。大きい大会も経験し、プレッシャー、恐怖に打ち勝つメンタルを持っていると思って思っていましたが、 ”明日の手術で死ぬかもしれない。” という状況を突きつけられた時、あまりの恐怖に受け止めることすらできない情けない自分がいました。ですが、こんな時でも助けてくれたのは、立ち向かわせてくれたのはキックボクシングでした。呆然としてる僕に、先生から『江幡くんこれは試合だよ。絶対に負けられない一回勝負の試合。僕も全力を尽くすから江幡くんもそのつもりで手術を迎えてほしい。』と言ってもらいました。不思議と力が湧き、絶対に負けない。負けるわけがない。と自分を鼓舞し奮い立たせることができました。その日の夜は一睡もできませんでした。手術は無事に終わり、後日結果は幸いなことに良性で全摘出ができ、後遺症などの心配もないとのことで、心から安心することができました。大きい手術だったこともあり入院は一ヶ月もかかりましたが、やっと退院することができました。今回のことでキックボクシングから学んだ『本当の強さ』をもっと深いレベルで体感することができました。若いしまだ脳腫瘍なんて想像もしていませんでしたが、現実　発見があと数日遅れていたら命の危険があったという大変な事態でした。なんで僕に脳腫瘍ができたのか？はわかりませんが、大事なことは自分に目を向けてあげること。僕は夢中になるとそれしか見えない猪突猛進タイプなので自分の身体の声をことごとく聞き逃してきました。　皆様には、忙しいかもしれないですが『今』を大切に自分に目を向ける時間を作ってあげてほしいです。健康が第一です！色んなことがある人生ですが、この経験をもとにより多くの人の役に立てる人間になりたいと思います。この度はご心配をおかけしました。　今はまだゆっくり安静にしています。最後まで読んで下さりありがとうございました。　 #江幡塁 #キックボクシング」4月2日 9時41分