三井智映子さんのインスタグラム写真 - (三井智映子Instagram)「先週の相場を振り返りましょう。  先週の米市場はまちまちの値動きでした。 ダウ平均とS&P500は下落した一方でハイテク株のナスダックは上昇となりました。  18日発表の12月米卸売物価指数(PPI)は前月比0.5%低下と市場予想下振れ。 12月の米小売売上高は前月比1.1%減と、2カ月連続での鈍化となったほか、消費関連の企業決算が軟調だったこともあり、個人消費減退を示す懸念からリセッションが意識されています。 12月米鉱工業生産指数も1.3%低下と市場予想を下回っており、インフレ鈍化&利上げ減速を好感した買いと、景気減速を懸念する売りや利益確定売りが綱引きとなる中で、今週は売りが優勢となったようですが、 週末20日の米市場はネットフリックスの好決算が投資家心理の冷え込みを和らげ、前日までの下げの買い戻しが入ったことなどから反発して終えています。  日本では今週17日から18日に開催された日銀金融政策決定会合で、日銀が金融政策の現状維持を決定しましたね。 短期金利にマイナス0.1%を適用し、長期金利はゼロ%程度を誘導水準とする方針を維持するとのことで、長期金利の許容変動幅も12月に変更した上下0.5%幅に据え置きました。 コアCPIの前年度比の上昇率見通しは2022年度が3.0%と従来の2.9%から上方修正、2023年度はプラス1.6%とされています。 日銀が12月の会合において金利水準のゆがみを是正するためとして長期金利の上限を0.5%程度に引き上げるサプライズをしたことで 今回は金融政策修正への警戒感が意識されていましたが、日銀金融政策決定会合の無風通過で、株式市場には買い安心感が広がったよう。一方、金融政策修正への警戒感で、市場では国債を売る動きが強まり、長期金利は0.5%を超えて推移していましたが、会合後に長期金利は大幅に下落しました。 イールドカーブ(利回り曲線)をみると歪みが見て取れます。9年債利回りが10年債利回りを上回る状況、国債市場機能の低下が続いているといえます。 日米ともに、イールドカーブや債券の動向にも目を向けてみると、より投資のチャンスが広がるかもしれません。 また今週は日本の個人による2022年のFXの取引額が前年比2倍の1京2074兆円と、1京円の大台を超えて過去最大となったとの報道もありました。  週末1月20日(金)の日経平均株価は、前日比148円30銭高の2万6553円53銭と反発。 為替市場でドル円が円安方向に進んだこと(ゴトウ日の影響もあるかもしれません)や、米先物高もあり、値頃感からの買いが広がったようです。 前週末1月13日(金)の日経平均株価は、前日比330円30銭安の2万6,119円52銭でしたので、週間では434円01銭の上昇でした。  写真は昨日の神戸セミナーのもの。 ご来場くださった皆様、ありがとうございました!心から感謝、感謝です。」1月22日 19時25分 - chiekomitsui

三井智映子のインスタグラム(chiekomitsui) - 1月22日 19時25分


先週の相場を振り返りましょう。

先週の米市場はまちまちの値動きでした。
ダウ平均とS&P500は下落した一方でハイテク株のナスダックは上昇となりました。

18日発表の12月米卸売物価指数(PPI)は前月比0.5%低下と市場予想下振れ。
12月の米小売売上高は前月比1.1%減と、2カ月連続での鈍化となったほか、消費関連の企業決算が軟調だったこともあり、個人消費減退を示す懸念からリセッションが意識されています。
12月米鉱工業生産指数も1.3%低下と市場予想を下回っており、インフレ鈍化&利上げ減速を好感した買いと、景気減速を懸念する売りや利益確定売りが綱引きとなる中で、今週は売りが優勢となったようですが、
週末20日の米市場はネットフリックスの好決算が投資家心理の冷え込みを和らげ、前日までの下げの買い戻しが入ったことなどから反発して終えています。

日本では今週17日から18日に開催された日銀金融政策決定会合で、日銀が金融政策の現状維持を決定しましたね。
短期金利にマイナス0.1%を適用し、長期金利はゼロ%程度を誘導水準とする方針を維持するとのことで、長期金利の許容変動幅も12月に変更した上下0.5%幅に据え置きました。
コアCPIの前年度比の上昇率見通しは2022年度が3.0%と従来の2.9%から上方修正、2023年度はプラス1.6%とされています。
日銀が12月の会合において金利水準のゆがみを是正するためとして長期金利の上限を0.5%程度に引き上げるサプライズをしたことで
今回は金融政策修正への警戒感が意識されていましたが、日銀金融政策決定会合の無風通過で、株式市場には買い安心感が広がったよう。一方、金融政策修正への警戒感で、市場では国債を売る動きが強まり、長期金利は0.5%を超えて推移していましたが、会合後に長期金利は大幅に下落しました。
イールドカーブ(利回り曲線)をみると歪みが見て取れます。9年債利回りが10年債利回りを上回る状況、国債市場機能の低下が続いているといえます。
日米ともに、イールドカーブや債券の動向にも目を向けてみると、より投資のチャンスが広がるかもしれません。
また今週は日本の個人による2022年のFXの取引額が前年比2倍の1京2074兆円と、1京円の大台を超えて過去最大となったとの報道もありました。

週末1月20日(金)の日経平均株価は、前日比148円30銭高の2万6553円53銭と反発。
為替市場でドル円が円安方向に進んだこと(ゴトウ日の影響もあるかもしれません)や、米先物高もあり、値頃感からの買いが広がったようです。
前週末1月13日(金)の日経平均株価は、前日比330円30銭安の2万6,119円52銭でしたので、週間では434円01銭の上昇でした。

写真は昨日の神戸セミナーのもの。
ご来場くださった皆様、ありがとうございました!心から感謝、感謝です。


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2023/1/22

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