三井智映子のインスタグラム(chiekomitsui) - 1月24日 13時16分
先週の相場を振り返って見ましょう。
米市場では、週間でダウが0.59%、ナスダックは4.19%、S&P500は1.94%と主要3指数が揃って上昇。
21日に異例の厳戒態勢の中で、無事に大統領就任式が行われ、ジョー・バイデン氏が第46代大統領に就任。米政権はブルーカラーに変わることになりました。新政権下での大型の経済対策の成立への期待感の高まりからリスクオンの流れへ。ただ週末にかけてダウは失速した印象です。
週末22日のダウ平均は、
前日比179ドル03セント安の3万0996ドル98セントと続落。
S&P500も下落。
第4四半期決算において、結果が良くなかった IBMが10%下落したほか、インテルも9%を超える下落となったことが重しに。
一方ナスダックは、前日比12.147ポイント高の1万3543.062と小幅ながら4日続伸し、連日で過去最高値を更新しました。
アップルやマイクロソフトなどが来週に控える決算発表への期待感から買われました。
FAAMG銘柄は先週久々に力強く上昇してきていますね。
経済指標では、1月米製造業PMI速報値が、新規受注の伸長から59.1と節目の50を大きく上振れ、2007年5月以来13年8カ月ぶりの水準となったことは相場の支えに。ただ、政治面では、バイデン米大統領が提案している1.9兆ドル(日本円で200兆円)規模の経済対策が問題視されており、成立への先行き不透明感が重しとなっているようです。
日経平均はドル建てで31年ぶりに過去最高値を更新しており、週間では112円高となっています。
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2021/1/24