猫沢エミのインスタグラム(necozawaemi) - 1月13日 00時50分
何気なく夜の新大橋を眺めていたら、12年も毎日渡っているのに、歩道のタイルがこんなにステキだなんて気がついていなかったことに気がついた。
家のなかにある細かな部分が汚れていると、やっと目が届く余裕が出来たのはいつ頃だったか。やはりそのときも、愛が足りなかったなぁと、薄汚れた箇所を見つけるたびに、なんだか家が不憫に思えてならなかった。
見る、というのはもっとも大きな愛なのだけど、その愛も、持つ側の人間に余裕がないと、欠けてしまう最たるものだ。
今夜のEテレ、ご覧になってた方はいらっしゃったでしょうか?精神障害を持つベトナム難民を支える社会法人『あかつきの村』の佐藤さんと、サンくんのドキュメンタリー。私はこれまで宗教というものを言葉で理解しようとしていたんだなぁと、心底衝撃を受けた。理解とは、諭すことでもなく、無理に矯正することでもない。そもそも理解しようなんておこがましいことすらしないのだと佐藤さんに教えられました。愛とは、ただよく見続けてあげること、傍に寄り添うこと。言葉をはるか超えた存在同士の肯定がそこにはあって、私は涙が止まりませんでした。と、言語化するのも僭越すぎる…と思いながら、今日の大切な記憶として。
おやすみなさい。
#東京下町時間
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2019/1/13