若山曜子さんのインスタグラム写真 - (若山曜子Instagram)「#おうちパンはこれでいい本日発売となりました。私がパンの本なんて作っていいのか…というレベルの初心者です。私。作れるパンは限られてるし、普段から細かくパーセンテージとか測ってません。専門用語もよくわかりません。作れるパンは数種類。今回も、アレンジや試作を繰り返してるうちに、なんでこうなったー？！みたいなことがあって、アシスタントの愛実ちゃんや小西さんに聞いたり（で、聞いてもわかんなかったり😂）そんな私がなんでパンの本を作ることになったかというと、、まだまだコロナ禍の頃、編集さん　@nakanosanaeee の、「粉や塩、ドライイーストなど、保存できるものでパンって作れるんだから、焼き菓子を作るように気軽にパンが家で作れたら、いいライフハックになるはず。」という言葉がすごく刺さったんですよね。普段作ってたパンは、より気軽に。型なしで作れるよう、サイズや配合を少しずつ変えて焼くことにしましたが、味は変えてません。むちゃくちゃ美味しい！という、印象の強いパンではないけれど、この素朴な美味しさは、逆にいろんなものをプラスできるし、（3枚目はクミンやらナッツやら胡麻を入れましたがおいしー！）お食事にも合わせやすい良い生地だなと、改めて良さを発見。本の中ではタルティーヌや、合わせるお料理も少しご紹介しています。もう一つ、この本を作ろうと思ったきっかけは卵と牛乳の入ったふんわりとしたパン。もともとブリオッシュが好きな私ですが、バターの量が半端なく、ペロリと頬張った後、若干罪悪感が残ります…。そんな中、コストコのマスカルポーネロールを味見することがあって、あら？なんだか、この程よい軽さもおいしいな。と、真ん中をとるように試作をしました。通常バターを入れるパンは混ぜ込むのに結構力がいるんですが、それもなし。こねなくてもパサつかないギリギリを攻め、、上手くいったかも！？と思い、これならご紹介しても皆さんにも満足してもらえるんじゃないかなと思ったのです。すごく気に入ってる生地です。基本は卵を入れましたが、最初のコストコのイメージのマスカルポーネのパンも、本に入れていて、こちらは卵なし。（2枚目写真）基本のふんわりより少しミルキーで、よりふんにゃりしています。このマスカルポーネパンの作り方を、パリから帰ったらインスタライブでお伝えできればと思っています。マスカルポーネ、ちょっと高くてアレですが、、でも割と手軽に買えるようになったし、やっぱり入れると一味違うパンになります。卵アレルギーの方にも召し上がってもらえれるのもいいかなと思ってます。おいしそうでかっこいい写真は福尾美雪さんシンプルでも、素敵！と思う食卓を作ってくださったのは佐々木カナコさん全体を整理整頓し、見やすく美しくまとめてくれたのは渡部浩美さん。編集の守屋かおるさんと中野さなえさんは、私の体調がアップダウンする中、作り方をチェックして、むちゃくちゃ試作をしてくださいました。お二人から毎日送られてくる美味しそうな写真に心底ホッといたしました。今回はいつもに増してアシスタントさんたちにも助けられ、ようやく皆さんのお手元にお届けできます。思えば、今年前半はパンに明け暮れたなあ。ぜひご覧くださいね。そして、これから寒くなる季節にみんなで温かいパンを頬張りましょう🐖❤️」9月28日 18時00分