髙林梢絵さんのインスタグラム写真 - (髙林梢絵Instagram)「💛  黄色い家、読み終わりましたーー!!! ノンストップノワール小説。まさに。 川上未映子さんの描く貧困。 家族という存在のどうしようもなさ。 それらがリアルすぎて、リアルすぎて、リアルすぎて、 脳内で、黄色い家も、それぞれの登場人物の顔も声も、 全てがはっきり再生できるほどに描写が細かくて 「本を読んでいるけれど、映画を観てる?????」 な気分になりました。 ⁡ この小説を読み終えてシンプルに思うことは 「お金よりも大切なことがある」ってことと 「お金は人を(良くも悪くも)変えてしまう」ということかなぁ。  ラストの結末が(個人的に)結構意外で、 やっぱり人って「お金がある」ことよりも、 自分にとって「大切な誰かがいること」や、 自分の中での「尊い思い出があること」の方が重要で、 人の心を本当に満たしてくれるのは、 お金そのものではないんだ、とひしひしと感じました。  でも、お金って、欲しいよね。 主人公が物語の中でシノギで稼ぎまくってるときに 「え、お金ってなんだ?!」と 「お金の意味」に思いを馳せるシーンがあったのだけど、 いや、そうそう、お金って「交換ツール」でしかなくて、 それ自体はただの原価数十円くらいの紙切れでしかなくて。  お金はもちろん超超超大切だけど、 でも「ツールであること」を忘れちゃいけないな、って思った。 だからすごい月並みな感想になっちゃうんだけど 「大切な人を大切にする」とか「楽しい思い出を作る」とか そもそも「自由に生きれる」とかが、自分の人生にとっては、 大切にすべきことだと改めて思いました。 そのために!お金を稼ぎたい。  💰 ⁡ とはいえそんなことを書いたら↑ それは、大切にしたいと思える家族や友達がいる!という 環境にいる自分だから言えることで。 わたしが「わたしの立場」だから、そう言えるってだけのこと。  もし自分がこの物語の主人公「花」だとしたら、 同じ運命をたどっていたに違いない。 誰かを助けたくても、自分をより良くしたくても そもそも「知識がない」からわからない。 「知らない怖さ」っていうのを、物語を通して何度も感じました。  知らないから、何を、どうやって、 どこから始めていけばいいのかわからない。 そう考えると、 生きていく正しい知恵を教えてもらえることって、 ものすごく「贅沢」なことのように思いました。  最近たくさん本を読むようになって感じるけれど、 「知識は身を助ける」。これはほんとうにそう。 自分を守る、大切な人を守るためには、 正しい知識が必要なんだ、って本当に本当に思う。 糸井重里さんは 「勉強は何のためにするのか?」という問いに対して 「友達を助けるため」と言っていたけれど、 まさに、学ぶことの本質って、誰かを助けたり、 自分を守ったりするためだよな、と切実に思いました。  🌀 ⁡ 話は戻るけれど、 この物語で強烈だったのが、 その主人公「花」がどんどん豹変していってしまうこと。 客観視しているこっちは 「うっわぁ、やば…」ってなってるんだけど、 本人は切羽詰まってるから客観的になんかなれないのだよね。 「ええ、やばいやばい、やばくなりすぎだよ…」 こっちがぶるぶるしてしまうほどの狂いっぷり。 本を前にして静かなるドン引き。恐怖が止まらなかった。  でもそれに対して「花ちゃんはやばいよ!!」と シスターズがぶちギレまくるシーンがあって それが痛快に感じてしまうほどの狂いっぷりでしたね。  シスターズがもみくちゃになりながら 修羅場になるシーンは強烈だったけど、 あんな強烈シーンを文字だけで再現してくれる 川上未映子さんまじですごすぎ…臨場感半端なっっ!!と 逆に感動しちゃいました。おもしろかった〜〜!!!! ⁡ ⁡ #黄色い家 #川上未映子 #kozu_booklover @kozue__oshima」8月31日 18時29分 - kozue__oshima

髙林梢絵のインスタグラム(kozue__oshima) - 8月31日 18時29分


💛

黄色い家、読み終わりましたーー!!!
ノンストップノワール小説。まさに。
川上未映子さんの描く貧困。
家族という存在のどうしようもなさ。
それらがリアルすぎて、リアルすぎて、リアルすぎて、
脳内で、黄色い家も、それぞれの登場人物の顔も声も、
全てがはっきり再生できるほどに描写が細かくて
「本を読んでいるけれど、映画を観てる?????」
な気分になりました。

この小説を読み終えてシンプルに思うことは
「お金よりも大切なことがある」ってことと
「お金は人を(良くも悪くも)変えてしまう」ということかなぁ。

ラストの結末が(個人的に)結構意外で、
やっぱり人って「お金がある」ことよりも、
自分にとって「大切な誰かがいること」や、
自分の中での「尊い思い出があること」の方が重要で、
人の心を本当に満たしてくれるのは、
お金そのものではないんだ、とひしひしと感じました。

でも、お金って、欲しいよね。
主人公が物語の中でシノギで稼ぎまくってるときに
「え、お金ってなんだ?!」と
「お金の意味」に思いを馳せるシーンがあったのだけど、
いや、そうそう、お金って「交換ツール」でしかなくて、
それ自体はただの原価数十円くらいの紙切れでしかなくて。

お金はもちろん超超超大切だけど、
でも「ツールであること」を忘れちゃいけないな、って思った。
だからすごい月並みな感想になっちゃうんだけど
「大切な人を大切にする」とか「楽しい思い出を作る」とか
そもそも「自由に生きれる」とかが、自分の人生にとっては、
大切にすべきことだと改めて思いました。
そのために!お金を稼ぎたい。

💰

とはいえそんなことを書いたら↑
それは、大切にしたいと思える家族や友達がいる!という
環境にいる自分だから言えることで。
わたしが「わたしの立場」だから、そう言えるってだけのこと。

もし自分がこの物語の主人公「花」だとしたら、
同じ運命をたどっていたに違いない。
誰かを助けたくても、自分をより良くしたくても
そもそも「知識がない」からわからない。
「知らない怖さ」っていうのを、物語を通して何度も感じました。

知らないから、何を、どうやって、
どこから始めていけばいいのかわからない。
そう考えると、
生きていく正しい知恵を教えてもらえることって、
ものすごく「贅沢」なことのように思いました。

最近たくさん本を読むようになって感じるけれど、
「知識は身を助ける」。これはほんとうにそう。
自分を守る、大切な人を守るためには、
正しい知識が必要なんだ、って本当に本当に思う。
糸井重里さんは
「勉強は何のためにするのか?」という問いに対して
「友達を助けるため」と言っていたけれど、
まさに、学ぶことの本質って、誰かを助けたり、
自分を守ったりするためだよな、と切実に思いました。

🌀

話は戻るけれど、
この物語で強烈だったのが、
その主人公「花」がどんどん豹変していってしまうこと。
客観視しているこっちは
「うっわぁ、やば…」ってなってるんだけど、
本人は切羽詰まってるから客観的になんかなれないのだよね。
「ええ、やばいやばい、やばくなりすぎだよ…」
こっちがぶるぶるしてしまうほどの狂いっぷり。
本を前にして静かなるドン引き。恐怖が止まらなかった。

でもそれに対して「花ちゃんはやばいよ!!」と
シスターズがぶちギレまくるシーンがあって
それが痛快に感じてしまうほどの狂いっぷりでしたね。

シスターズがもみくちゃになりながら
修羅場になるシーンは強烈だったけど、
あんな強烈シーンを文字だけで再現してくれる
川上未映子さんまじですごすぎ…臨場感半端なっっ!!と
逆に感動しちゃいました。おもしろかった〜〜!!!!


#黄色い家
#川上未映子
#kozu_booklover @髙林梢絵


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2023/8/31

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