旺季志ずかのインスタグラム(shizuka_ouki) - 8月11日 22時07分


泣けて仕方なかった。

クラスやってよかったなとまで
思った。

こうやって
自分と向き合って

新しい場所に

愛のある場所に

出ていってくれる人がいる。

BSDアクティングスタジオ
5期
残り2日。

急な募集にも関わらず

週に一度

遠くから通ったツワモノどもが
いる

この期を一生忘れないと思う。

演技のうまさは別にして

めちゃくちゃ
自分と向き合った者たちの
期だった。

短い募集期間で
時間もお金の投資して
受講したんだもん

絶対に掴みたいものが
あったんだよね。

舞台に立つのだけが大事じゃない。

そこに至るまでの
1日1日が宝物だ。

だから
喜びも
苦しみも味わってください。

演劇は
あなたが
あなたと繋がるのに

最高の方法です!

(長すぎて中略しました🙏)

#bsdアクティングスタジオ

#Repost @shanayuko with @use.repost

初めてのシーンワークは
不完全燃焼。

セリフっぽい。

演出をつける
以前の問題。

わかってはいたけど、
同期の素晴らしい演技を見たあとでは
どうしたって凹んだ。

オブジェクトを考えて
セリフを覚えるのにせいいっぱい。

13日に人前で発表するために
〇〇じゃなきゃと
焦る気持ちと不安。

やりきらなきゃという気負い。

あとで映像を見直してみると
硬いしワントーン声も高くて
うわずってる。
これは聞いてられないわ。

13日の本番は完璧を求めないと
しーちゃんが方向性をチェンジしてくれて
めちゃくちゃほっとした。

(中略)

しかし、役者というものは

「全世界の愛を受けたいという強い欲望を持つ人のみがなれるもの」で

役のためにはすべてを捨てられる人。
だそうだ

それだけ役にすべてをささげるなんて
私には無理かもと思った。

でも、人前で表現することに恐れをなくし、堂々とたっている自分でありたいと、今回参加したからその目的は達成したい。

そのためにももう一度、
代替者を一番感情の動く父に変えて
オブジェクトを入れる作業に
取り組んだ。

この掘り下げる作業が
足りなかったって気づいた。

一番感情が動く代替者ではなく
シナリオに当てはめやすい代替者で
すすめてしまった。

この作業を丁寧に丁寧に
時間をかけてしっかりと
自分の内側と向き合って
目的をとるためにもっとも適切な
代替者を、選び、オブジェクトを
当てはめていくこと。

この作業があってこそ、
積み上がっていくものなのに
私は今回、焦りもあり、そこを
避けてしまってた。

父が亡くなったとき、
家族は涙を流してなかった。
あまりにも大変だったからだ。
亡くなってほっとしたそうだ。

母は一足先に家をでてたから
置いてきた兄夫婦への罪悪感もあり
2人が楽になってよかったと。

兄もお嫁さんに負担をかけてたから
ほっとしたんだろう。

私だけが海外にいて
間近で見てなかったので
お通夜でなくなった父と、再会して
泣きたくなったけど
誰も泣いてないので
泣いちゃいけないと
涙をひっこめてしまった。

その時のぎゅーっと、した感覚。
まだ覚えている。

でも生来泣き虫なわたしは
こらえきれず泣いてしまった。

その泣いている私を見て
母は、「ああ、娘が泣いてくれてる」
と、涙がでたと言っていた。

母も兄も私が家にいなくてよかったって。
父のあんな姿を私に見せたくなかったって。

ふたりとも私がそばにいなかったこと
一切責めることはなかった。

でもあんたは(パパのほんとにひどい姿を、修羅場をねれ)見てないやろ?と
言われたことがあり、ずっとそれが
胸にささってた。

私は逃げた。
父が、怖くて母と兄に、おしつけた。

あのとき、流しきれなくて
溜まっていた涙が
思い出すといつでも溢れる。

みんなに気を使って
悲しみきれなかった
泣ききってないから
悲しみがずっと、残っていた。

しーちゃんのワークで
お父さんかお母さんを思い浮かべて
両手をひろげておもいっきり
叫んでといわれて
みんなで叫んだ。

私は迷わず父を選んだ。
涙がとまらない。

これだけのものをためて
一緒に生きてきたんだ。

「両親への思いは浄化できてる」
と思ってたけどまだまだだった。

感情日記を書き
シナリオにオブジェクトを入れる過程で
泣けて泣けてとまらなくなり
タリーズとサイゼリアで
ずっと泣いてるへんな人だった。

ひとしきりやって、滞在先に帰ったあと
ふと、ある1枚の写真が思い浮かんだ。

父がお馬さんになり私と兄が背中に乗っている
写真。
めちゃ、笑顔。

父のことは悪いことばかり強く記憶してた。

でもこうやってあそんでもらったことだって
あったんだ。

愛されてないと思ってたけど
愛しかなかったんだ。

誰よりも家族の中で
父に愛されてたのは私だし
末っ子で
母からも兄からも
愛を受けてきたのは私だった。

愛されてないなんて
真っ赤な嘘だった。

自分の中の氷の大陸が
溶けてきた。
涙が洪水でたいへんだ。

出して出して出し切ったら
私も楽になるかもしれない。

今回のBSDでやったことのない演劇に
取り組んだ
最大の恩恵は父への思いの昇華かも
しれない。


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