猫沢エミのインスタグラム(necozawaemi) - 7月11日 16時34分
このおじいちゃまたちは、いつも夕方、決まった時間にここへ集まっておしゃべりしている。
日によって2人のときもあれば、3人、4人のときもある。
パートナーに先立たれたり、そもそも独り身だったりする高齢者が、パリの夏の猛暑で誰にも気づかれずに亡くなるケースが、2000年を超えたあたりから増えた印象。
それを防止しているのは、そこへ通うヘルパーさんや医療サポーターはもちろんのこと、たとえばその人がよく行くお花屋さん、魚屋さんなんかのお店の人、という地域の目もある。
以前、お花屋を営む友人が「向かいのフランソワ爺ちゃん、もう3日も顔出してないから、あとで見に行ってこようと思って」。と話しているのを聞いて、パリって形は都会だけど、やっぱり人間関係は田舎みたいだと思った。
私はここに集まるおじいちゃまの人数と、顔色をいつも眺めている。
そして、私が歳をとったとき、こんなふうに毎日寄り添える友達がいたら、天国からのお迎えを待つのも退屈せずに済むよなって思う。
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2023/7/11