猫沢エミのインスタグラム(necozawaemi) - 7月9日 20時01分

はー……なんとか復活しました。

昨日までめちゃくちゃ暑くて、みんなバテてたパリ。今日から少し涼しくなって、午前中は一雨もあってだいぶ楽。

家の前に置かれた粗大ゴミを物色する若いマドモワゼルたち。一般の若い子たちは、たいてい貧乏。学生だったり、働き始めだったりしたら、お金がなくて当たり前だし、それはまったく恥ずかしいことでもなんでもない。

そして、貧しさを知るって、お金に対する自分なりの考え方を持つために必要な経験だ。

パリでは貧しい人だけに限らず、モノが捨てられていたら、みんな物色して必要なものを持ち帰るナチュラルエコ方式。

日本にいた時も『どうぞお持ちください』なんて張り紙付きで捨てられているものを、私はちょこちょこ拾っていた。気がつくと、家の中のものは、ほぼ拾い物になっていたり。

「キミら日本人は、本当に簡単にお金を使うよね」

年下のフランス人の友達に言われたセリフ。確かに。その背景にはだな、自転車操業でお金を回している、かりそめの経済状態があるからなんだよ。

だからいっぱい働かなきゃならんし、時間も心の余裕もないと。

無駄に、無理にお金を使わなくなったら、お金以上の意味あるなにかが残るのかもしれない……なんてことを考えた朝。

#猫パリ　#猫沢エミのインターナショナル五十路ライフシフト #猫沢エミリーパリへ行く　#私のお財布は私個人だけのものじゃなくて社会全体のお財布だと考えるのも大事かも

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