吉村民さんのインスタグラム写真 - (吉村民Instagram)「ラジオ日本SWEETの月曜日は 毎週、新作映画をご紹介してます。 6月5日(月)は 6 月 18 日(日)から開催されます 脚本家の野上龍雄さんの特集上映 『娯楽映画職人の矜 持 脚本家・野上龍雄 遅すぎた再発見』をご紹介。 スタジオには、脚本家・映画監督の 井上淳 一さんにお越しいただきました。  子どもの頃から映画好きだった井上さんは、 予備校時代、名古屋のミニシアター「シネマスコーレ」で若松孝二監督にお会いできたことをきっかけに、弟子入り志願。 その時は叶わなかったものの、  「大学入って、4 年で監督にしてやっている。」という若松監督の言葉を信じ、大学を受験。 大学入学と同時に若松プロに入り、若松孝二監督に師事し、若松プロにて助監督を勤めます。 そのエピソードが元になった映画『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』が来年の春には公開になるのも気になる所ですが、  今回は、6 月 18 日(日)から開催の脚本家の野上龍雄さんの特集上映『娯楽映画職人の矜 持 脚本家・野上龍雄 遅すぎた再発見』についてお話を伺いました。  井上さんと野上さんの出会いは、 2003 年、『男たちの大和』(2005 年)の助手として、脚本家の荒井晴彦さんに 紹介されて始まったそうです。 2013 年に亡くなるまで、 脚本についてだけではなく、歌舞伎も文楽も銀座のクラブなど、 日本の文化にもたくさん触れさせてくださったのが野上さんだったそうです。  「野上龍雄」という名前を知らなくても、誰もが見たことがある作品ばかり手がけている、 野上龍雄さんとはそんな脚本家です。 『日本侠客伝』『トラック野郎』「必殺シリーズ」 「鬼平犯科帳」から『魔界転生』、果ては国民映画『南極物語』まで。  出ているスターは、美空ひばり、石原裕次郎、大川橋蔵、鶴田浩二、高倉健、藤純子、 菅原文太、若山富三郎、松方弘樹、渡哲也、渡瀬恒彦。 これだけの作品を残したのが、 脚本家ではなく監督だったら、もう何回も特集が組まれていたはずです。 野上さんは、 「俺は職人になりたい。カンナで削って削って、他の人が見たら違いは分からない かもしれないが、自分が納得する木目が出るまでカンナ掛けをする。そういう職人に なりたい」と言われていたそうです。  今回は、 その野上さんの初期から全盛期の 脚本作品 24 本を俯瞰することで、映画における脚本家の仕事を再検証。 また、野上龍雄という娯楽映画職人を再発見、再評価したい。 そこから、今の日本映画が何を失ったかを見つめる旅にもなると、井上さんは考えられているそうです。   また、「間違いなく、今の日本映画に失われて久しいのは、この娯楽映画の脚本術 なので。冗談抜きで、野上脚本作品は今の韓国映画に負けていないので。 それを観客にもプロにも体験してもらうことは、ちょっと大袈裟に言えば、 これからの日本映画にとって大切なことだと思う。」 「エンターテイメン トは歴史的事実をも凌駕するという野上さんの思想は、タランティーノの歴史改変映画に影響を 与えたのではないかと思っている。」 ともお話しくださいました。  今回、私は 『柳生一族の陰謀』 『日本侠客伝』『木枯し紋次郎 関わりござんせん』『脱獄・広島殺人囚』『暴動・島根刑務所』と観させていただきましたが、 とにかく骨太! なかなか、現代の映画では見られない世界が描かれていました。 え?!そんなのあり?!とビックリストーリーがあったり、 CGがない時代なのに、アクションがすごかったり、スケールが大きかったり、、、 井上さんがお話しくださったことが納得でした!  数々の名作の脚本を手掛けた野上龍雄さんの作品が堪能できる  『娯楽映画職人の矜 持 脚本家・野上龍雄 遅すぎた再発見』は、  6 月 18 日(日曜日)から 7 月 29 日(土曜日)まで 東京・ラピュタ阿佐ヶ谷にて開催です。  気になった方はぜひラピュタ阿佐ヶ谷の公式 HP などチェックしてみてください。  番組では、鑑賞券、ムビチケ、非売品グッズなどのプレゼントもお出ししています!是非聴いてください♡  #映画 #映画好き #映画好きと繋がりたい #映画鑑賞 #映画レビュー #映画館 #プレゼント #プレゼント企画」6月21日 16時41分 - yoshimuratami

吉村民のインスタグラム(yoshimuratami) - 6月21日 16時41分


ラジオ日本SWEETの月曜日は
毎週、新作映画をご紹介してます。
6月5日(月)は
6 月 18 日(日)から開催されます
脚本家の野上龍雄さんの特集上映
『娯楽映画職人の矜 持 脚本家・野上龍雄 遅すぎた再発見』をご紹介。
スタジオには、脚本家・映画監督の
井上淳 一さんにお越しいただきました。

子どもの頃から映画好きだった井上さんは、
予備校時代、名古屋のミニシアター「シネマスコーレ」で若松孝二監督にお会いできたことをきっかけに、弟子入り志願。
その時は叶わなかったものの、
「大学入って、4 年で監督にしてやっている。」という若松監督の言葉を信じ、大学を受験。
大学入学と同時に若松プロに入り、若松孝二監督に師事し、若松プロにて助監督を勤めます。
そのエピソードが元になった映画『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』が来年の春には公開になるのも気になる所ですが、

今回は、6 月 18 日(日)から開催の脚本家の野上龍雄さんの特集上映『娯楽映画職人の矜 持 脚本家・野上龍雄 遅すぎた再発見』についてお話を伺いました。

井上さんと野上さんの出会いは、
2003 年、『男たちの大和』(2005 年)の助手として、脚本家の荒井晴彦さんに 紹介されて始まったそうです。
2013 年に亡くなるまで、
脚本についてだけではなく、歌舞伎も文楽も銀座のクラブなど、
日本の文化にもたくさん触れさせてくださったのが野上さんだったそうです。

「野上龍雄」という名前を知らなくても、誰もが見たことがある作品ばかり手がけている、
野上龍雄さんとはそんな脚本家です。
『日本侠客伝』『トラック野郎』「必殺シリーズ」 「鬼平犯科帳」から『魔界転生』、果ては国民映画『南極物語』まで。
出ているスターは、美空ひばり、石原裕次郎、大川橋蔵、鶴田浩二、高倉健、藤純子、 菅原文太、若山富三郎、松方弘樹、渡哲也、渡瀬恒彦。
これだけの作品を残したのが、 脚本家ではなく監督だったら、もう何回も特集が組まれていたはずです。
野上さんは、
「俺は職人になりたい。カンナで削って削って、他の人が見たら違いは分からない かもしれないが、自分が納得する木目が出るまでカンナ掛けをする。そういう職人に なりたい」と言われていたそうです。

今回は、
その野上さんの初期から全盛期の 脚本作品 24 本を俯瞰することで、映画における脚本家の仕事を再検証。
また、野上龍雄という娯楽映画職人を再発見、再評価したい。
そこから、今の日本映画が何を失ったかを見つめる旅にもなると、井上さんは考えられているそうです。

また、「間違いなく、今の日本映画に失われて久しいのは、この娯楽映画の脚本術 なので。冗談抜きで、野上脚本作品は今の韓国映画に負けていないので。 それを観客にもプロにも体験してもらうことは、ちょっと大袈裟に言えば、 これからの日本映画にとって大切なことだと思う。」
「エンターテイメン トは歴史的事実をも凌駕するという野上さんの思想は、タランティーノの歴史改変映画に影響を 与えたのではないかと思っている。」
ともお話しくださいました。

今回、私は
『柳生一族の陰謀』 『日本侠客伝』『木枯し紋次郎 関わりござんせん』『脱獄・広島殺人囚』『暴動・島根刑務所』と観させていただきましたが、
とにかく骨太!
なかなか、現代の映画では見られない世界が描かれていました。
え?!そんなのあり?!とビックリストーリーがあったり、
CGがない時代なのに、アクションがすごかったり、スケールが大きかったり、、、
井上さんがお話しくださったことが納得でした!

数々の名作の脚本を手掛けた野上龍雄さんの作品が堪能できる
『娯楽映画職人の矜 持 脚本家・野上龍雄 遅すぎた再発見』は、
6 月 18 日(日曜日)から 7 月 29 日(土曜日)まで 東京・ラピュタ阿佐ヶ谷にて開催です。

気になった方はぜひラピュタ阿佐ヶ谷の公式 HP などチェックしてみてください。

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2023/6/21

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