猫沢エミのインスタグラム(necozawaemi) - 5月22日 16時22分
今、パリで流行り始めている日本の食パン。近所のブーランジュリ、ボソンさんのところにも「Pain de mie japonais -パン・ドゥ・ミー・ジャポネ/日本のパン・ドゥ・ミー」なる新作が出てて、ちょっとたまげた👀
そもそも、mie-ミー とは「パンの身(まさに、ミ)」という意味で、内側の柔らかい部分が多いパンを指す。
バゲットが香ばしい周りの皮(croûte-クルトゥ)を食べることを目的とするならば、パン・ドゥ・ミーはふわふわの柔らかいミーの部分が身上。
そもそもフランスの食パンに当たるパン・ドゥ・ミーの伝統的なスタイルは、直径8〜10cm角ほどの小型で、切ってもミーの断面がさほど多くなかった。それに対して日本の食パンは、なんてったってミーの断面が広い。
舌の上に、綿布団が転がり続けるような快感を、この広い断面分、味わえるではないか!
それが、ここ数年の間にじわじわと盛り上がりを見せて、今や日本の食パンは、パリで最もヒップな話題のパンになろうとしている。
オペラにできた @takumi_paris さんも火付け役のひとつだろう。田原町の名店《ペリカン》の角食を思い起こさせる、グルテンの強いもっちりした食感。
パンは基本、生で食べるもの、というフランス人も、日本の食パンならきつね色にこんがりトーストして、バターとはちみつをたっぷり塗ってかぶりつこうって発想になるらしい。
一口ずつ噛み締めていると、昔、西洋のパンの美味しさに胸打たれて、知識のない日本で頑張ってパンを作ってくれた、名もなき職人さんたちに、パリの食パンブームを伝えたくなる。
私のインスタをご覧になっているみなさんは、たぶん「猫沢さん、パリでパン天国いいなぁ〜」と思われているでしょうが、そこに暮らすパリジャンは、実直で食べ甲斐のある、それでいて優しい日本の食パンを夢見ているのですよ🍞🇯🇵✨
#猫パリ #猫沢エミのインターナショナル五十路ライフシフト #猫沢エミリーパリへ行く #猫沢銘店paris #ちなみにTAKUMIさんでは日本の喫茶店で出てくるようなフワッフワのスフレチーズケーキも人気 #食パンは優しくていいやつ
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2023/5/22