吉村民のインスタグラム(yoshimuratami) - 4月26日 19時07分


ラジオ日本SWEETの月曜日は毎週、新作映画をご紹介してます。

4月17日(月)は
孤独な少女との出会いが「家族」の絆を強くする...
4 月 21 日(金)より全国公開の映画 『午前4時にパリの夜は明ける』をご紹介。

ビターズ・エンド稲泉 佑衣さんにお話伺いました!
【あらすじ】
舞台は 80 年代のパリ。結婚生活が終わりを迎え、 ひとりで子供たちを養うことになったエリザベートは、 深夜放送のラジオ番組の仕事に就くことになり、番組のゲストとしてやってきた 家出少女・タルラと出会い自宅へ招き入れたことから物語は動き出します。 夫との別れや新たな出会い、また子供たちの成長など、訪れる様々な変化に不安や 戸惑いを覚えながらも、1 歩ずつ前へと進んでいくエリザベートら人物の姿に、 誰もが胸打たれること間違いなしなお話です。

私も観させていただきましたが...
フランスらしい、家族や女性の生き方が描かれていて、悩んだり、 苦しんだりしながらもしなやかで自分らしく生きている姿がとても魅力的でした。
色々な視点で観ることができる作品で、私は特にお母さんの愛に感動しました。
そして、さすがフランスパリ。
スクリーンに映るもの全てが美しくて、憧れてしまいました!

舞台である 80 年代のパリといえば、政治的にも、また芸術的にもその自由で活発な 風潮から、大きな転換点といえる時期。
本作は、80 年代の映画愛に溢れているのですが、
フランス映画界の名匠、エリック・ロメール『満月の夜』やジャック・リヴェット 『北の橋』を映画館に観に行くシーンは、
いずれも作品にも 出演している、25 歳にして急逝した俳優、パスカル・オジェに捧ぐオマージュとして 登場しています。
他にも 80 年代の空気感が表現されているアーカイブ映像がたくさん引用されています。
さらに、ラジオがキーポイントになっているのですが、
ミカエル・アース監督の幼少期、実際に放送されていた「Les choses de la Nuit(夜の出来事)」という番組がモデルとなっています。視聴者参加型のコーナー「Quel est votre prénom?(君の名は?)」では、ゲストがスタジオ内の小部屋に案内され、自分の人生を語る。深夜放送のラジオ番組は眠れない夜を過ごす人々を支え、人と人とをつなぐ架け橋となっていたことを感じることもできます。

作品を彩るキャストは
主演のエリザベートを務めたのは、歌手で映画監督のセルジュ・ゲンズブールと 俳優ジェーン・バーキンの間に生まれたことでも有名な シャルロット・ゲンズブールです。
さらにエリザベートの人生を左右する深夜ラジオのパーソナリティー・ヴァンダを、 フランス映画界の名優エマニュエル・ベアールが圧倒的な存在感で魅力的に演じていて、 実際に 80 年代を彩った名優ふたりは 23 年ぶりの共演となっている所も注目されています。

ミカエル・アース監督は、
これまで『サマーフィーリング』や、2018 年の東京国際映画祭で東京グランプリを受賞した『アマンダと僕』を 手掛けていて、本作は長編 4 作目となりますが、
本作は映画愛と同じくらい、80 年代の音楽にもこだわっています。
劇中に登場する楽曲には、音楽好きの監督のこだわりが詰まっていて、 ペイル・ファウンテンズ、キム・ワイルド、テレビジョン、ジョン・ケイル、 ヘヴンリーなどの 80 年代ヒット曲が目白押しです。 また音楽を担当したアントン・サンコは、先日フランス国内のアカデミー賞である セザール賞のオリジナル楽曲賞でノミネートもされています。 前作の『アマンダと僕』とは一味違う 80 年代音楽の世界も見どころです!

フランスやフランス映画が好きな方、80 年代当時のフランスを知っている方はもちろん、誰にとっても響くポイントがあるので、
幅広い世代の方に観てもらえる作品です。
改めて、人と人との繋がりについて改めて考えさせられて、きっと誰もが胸に響くと 思います。
さらにパリの美しい景色にも、とても癒されるので 是非とも劇場で観ていただきたいです。

映画『午前4時にパリの夜は明ける』は、4 月 21 日(金)より
シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館、渋谷シネクイントほか、全国順次公開です。

番組では、鑑賞券、ムビチケ、非売品グッズなどのプレゼントもお出ししています!是非聴いてください♡

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