日本テレビ「news zero」のインスタグラム(ntvnewszero) - 9月29日 21時04分
櫻井翔キャスターが、ニュースの「その先」を伝える「+1(プライチ)」。
今回は、インフルエンザの予防接種の時期についてお伝えします。
今週木曜日、10月1日からインフルエンザの予防接種が本格的にスタートします。
■「COCOA」をインストールすると…
いま日本でも海外でも新型コロナとインフルエンザの同時流行「ツインデミック」が心配されていますが…こんなユニークな取り組みをはじめる自治体も出てきました。
福岡市では、10月1日から新型コロナの接触確認アプリ「COCOA」をインストールしている
生後6か月から高校生までの子どもを対象に、通常1回3千円から5千円かかるインフルエンザの予防接種の費用を「1回1000円」にします。
子どもがスマホを持っていない場合は、保護者や家族にインストールをお願いします。ただし、スマホを持っていないとか、事情があってインストールできない人も助成は受けられるそうです。
■「密」避けるため…
ツインデミックを防ぐには、ワクチンがあるインフルエンザの予防接種を多くの人が受けることが重要なんですが…
一方で、たくさんの人が予防接種のために押し寄せると「密」も心配ですよね?そこで、厚生労働省はインフルエンザワクチンを求める人が医療機関に殺到することを防ぐためにこう呼びかけました。
「予防接種時期の目安」として、今週木曜日、10月1日から
・65歳以上の高齢者や
・60歳から64歳で心臓や腎臓、呼吸器に重い持病がある人
に優先的に接種を、としています。
そして10月26日以降は
・医療従事者
・基礎疾患がある人
・妊婦さん
・生後6か月から小学2年生の子どもたち
に早めに受けて欲しいとしています。
厚労省は、この接種時期はあくまで「目安」なので、病院やクリニックごとにタイミングは判断していいといいます。すでに予約してしまっているものは取り消さなくていいですし、かかりつけのお医者さんに相談してみてください。
■予防接種 慌てないで
その他の人たちも26日以降は接種を「待つ必要はありません」があわてて殺到する必要もないといいます。
というのも、今シーズン供給を見込んでいるインフルエンザワクチンの量は
過去最大の大人およそ6356万人分。
今のワクチンになってから最も接種が多かった去年よりも700万人分以上増やしました。厚生労働省は、「十分な量を確保しているので大幅な不足にはならない」としています。
スムーズに密にならないように接種を受けるためにも、予約をしてから行った方がいいかもしれません。
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2020/9/29