日本テレビ「news zero」のインスタグラム(ntvnewszero) - 9月9日 14時27分
櫻井翔キャスターが、ニュースの「その先」を伝える「+1(プライチ)」。
今回は、今後も注意が必要な台風についてお伝えします。
■「海面水温の異常な高さ」続く
いまも台風10号の影響が続いていますが、今シーズンはまだまだ油断ができません。
その理由は2つあります。
1つは「海面水温の異常な高さ」が続いていることです。
こちらは、台風10号が発生する直前の海面水温を示した画像です。最も高温の29度以上を示すのがピンク色。九州から日本海側まですっぽり覆っているのがわかります。
気象庁も、日本の南の海域は8月の海面水温が統計開始以来、最も高かったと発表しました。これが、9月6日はどうなったかというと…
台風は九州に最接近していましたが少しだけピンク色のエリアが減っています。それでも、南の海域にはまだまだ29度以上のエリアが大きく広がっていますよね。しかも、台風が発達する目安となる温度は「27度以上」で、27度というとこのラインなんです。
台風が発達するためのエネルギー源は「水蒸気」です。
海面水温が高ければ高いほどどんどん海水が蒸発して台風のパワーが増します。その境目の目安が27度なんです。29度、30度というのは「熱帯並み」の異常な水温なので猛烈に発達しやすいというわけです。
気象庁によると、水温が高い状態は9月下旬まで続く見込みです。
■「今後の台風のコース」に注意
それに加えて、もう一つ今年はこれから油断できない理由があります。
それが「今後の台風のコース」です。
今回の台風10号は九州の西側を通るコースでしたが、これは、例年よりも日本の東に太平洋高気圧が大きく張り出していて、台風の通り道をふさいでいたからです。
いま、この高気圧がだんだんと弱まってきています。そうすると、台風のコースは「より本州に近いルート」を通って上陸しやすくなる。しかも、この本州へ向かってくるルートはまだまだ海水温が異常な高さを保っている…ということです。
気象予報士の岩谷さんによると「いま新たな台風が発生すれば、また危険な強さに発達しながら日本に近づく、その条件がそろいつつある」というんです。
台風10号の接近で多くの方が備えを再確認したと思いますが、「次の台風」に備えてしっかり命を守る対策を続けていきましょう。
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2020/9/9