日本テレビ「news zero」のインスタグラム(ntvnewszero) - 9月18日 19時08分


全米オープン7枚のマスクに“原点”も

櫻井翔キャスターが、ニュースの「その先」を伝える「+1(プライチ)」。今回は、全米オープンで大坂なおみ選手の優勝とともに注目された、7枚のマスクについてお伝えします。

■7枚のマスクの1枚に“原点”が

実はこの中の1枚に大坂選手の“原点”がありました。
それは、4枚目。そこには、「トレイボン・マーティン」と書かれています。

フードをかぶった少年が当時17歳だったトレイボン・マーティンさんです。写真のようにフードをかぶって帰宅中だった2012年2月、自警団の男性に射殺されました。

この事件では 撃った男性が正当防衛を主張しすぐに逮捕されなかったため抗議活動が加熱。

マーティンさんのようにフードをかぶって抗議する人もあらわれ、これが今も展開されている黒人の命も大切だと訴える

「Black Lives Matter」運動のきっかけになったと伝えられています。
大坂選手はインスタグラムに7枚のマスク姿すべてをアップしていますが、実はこの4枚目の時だけ長文のコメントをつけています。

「私はトレイボンの死をはっきりと覚えています」

「私はそのとき子どもで、ただただ恐怖を感じたことを覚えています」

「何年もの間、フードをかぶれませんでした」

「同じことがいまだに何度も何度も繰り返し起こるのを見るのは悲しいです」

「これは変えていかなければなりません」

4枚目のマスクにはまさに差別を「じぶんごと」として考える大坂選手の原点があったんです。

■転機となったミネアポリスへの訪問

そして大きな転機となったのが、まさにそのコロナでテニスができない間に“ある場所”を訪れたことでした。

それが2020年5月に黒人男性のジョージ・フロイドさんが警察官に殺害されたミネアポリスです。

実際に事件現場に足を運び人々と語り合ったという大坂選手。

この経験を通じて、人種差別について発信していかなければらないと決意したといいます。

全米オープンに優勝した後インタビューでは

「あなたが受け取ったメッセージは何ですか?大事なことはみんなが話し合うことなんです」と話していました。

この問題について「みんなで話し合うこと」。

大坂選手からの問いかけを今度は私たちひとりひとりが受け止める番ではないでしょうか。

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2020/9/18

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