ピープルツリー公式アカウントさんのインスタグラム写真 - (ピープルツリー公式アカウントInstagram)「フェアトレードの達人たち  Vol.5 最終回  「グローバル・ヴィレッジ/ピープルツリー」村田薫さん   最終回の達人は、グローバル・ヴィレッジの誕生から今日まで、ピープルツリーをマリアのように見守りつつ、現役バリバリで活躍するわれらが村田薫さん。サフィアとのはじめての出会いと今も変わらず思うことを語っていただきました。   ‥∵‥∴‥∵‥   はじめてサフィアと会った時のことはよく覚えています。  いまから約30年前、私が働いていた代官山のギャラリー「無垢里」(当時は西麻布)に、どんより曇った空がパーっと明るくなるようなオーラを発する女性が訪ねてきました。それがサフィアだったのです。  人懐っこい笑顔で30分ほどおしゃべりをして帰った彼女は、日本語学校の帰り道にたびたびやってきました。  リノベーションコーディネーターの仕事を一度離れイギリスで2年ほど暮らし、オックスファム・ショップの古着を愛用していた私は、イギリスから日本にやってきて、トレードクラフトのレップをしていたというサフィアと意気投合。あらためてフェアトレードに共感し、いろいろな人との交流が始まりました。   サフィアと日本で初めてフェアトレードの手仕事品を紹介したのも、この「無垢里」でのナミビア展です。  プレスリリースを作りFAXを送って、あちこちに宣伝したら、英字新聞などメディアの取材もきちゃったりして、イベントは盛り上がりました。それで手ごたえを感じた私たちは、地域のボランティアセンターに登録して、興味を持ってくれる人と勉強会を開いたり、バザーやイベントに参加したり。こうやってNGOグローバル・ヴィレッジは誕生しました。   イギリスから帰国し、これから何をしようかと思いあぐねていた私には、とにかく興味深く刺激的な毎日で、すっかりフェアトレードに夢中になっていきました。   インターナショナルスクールや教会のバザーに出店したり、フェアトレードやエコロジカルな暮らしの情報を紹介するチラシを作って配ったりしながら会員を募り、ボランティアの輪もどんどん広がっていきました。サフィアの自宅に集まっては、志を同じくする方たちを招いていくつもの勉強会を開きました。   そのうちにひと部屋をショップのようにして、フェアトレードのコーヒーや紅茶、無漂白のTシャツなどの販売を始めました。熊本からラブランドの明石さんがご兄弟と一緒にいらしたり、岩手からおいものせなかの新田さんが3人のお子さまを連れてやってきたりしたのはこの頃です。今に繋がる運命的ないくつもの出会いがありました。卸販売を希望する方もちらほら現れるように。   初めてのカタログを1993年に発行して、日本人の好みにあった服や雑貨を増やしていくなど、オリジナルの商品企画にも力を入れはじめました。少しずつ会員も増え、いつの間にか事業の規模は広がっていきました。NGOの枠を超えてフェアトレードビジネスを展開するために、1995年にグローバル・ヴィレッジの販売部門を法人化し、フェアトレードカンパニー株式会社を設立しました。   来年はグローバル・ヴィレッジ発足から30年を迎えます。  ここまでやってこられているのは、さまざまな分野で知識と経験を持つ素敵な人たちが力を貸してくれたり、ボランティアの方々が支えてくださったり、みなさんの善意に触れることができたからこそ。   尽きない「やりたいこと」を限られたお金と条件の中で実現するのは本当に難しいけれど、何か社会の中で疑問に思っていることを変えていこうとするときには「成功例となること」が大事。   「Be the change」  自身がその変化となれ。  実例として認められなければ、それをマネする人も出てこないから。   小さな嬉しいことの積み重ねが、一歩一歩前進する力となり、たくさんの人とのつながりが励みとなって、あきらめてはいけないという気持ちでずっとやってきました。  そして、この2020年の春に世界中が経験した苦しい試練も、さらなる変革のターニングポイントと信じて、生産者とともに乗り越えていきたいと思っています。   「Think Globally, Act Locally」  地球規模で考えて、身近なところでアクションを。  世界はつながっているのだから。      #peopletree #fairtrade #ピープルツリー #フェアトレード #エシカル #サスティナブル #sustainable #ethical」6月2日 11時52分 - peopletreejp

ピープルツリー公式アカウントのインスタグラム(peopletreejp) - 6月2日 11時52分


フェアトレードの達人たち
Vol.5 最終回
「グローバル・ヴィレッジ/ピープルツリー」村田薫さん 
最終回の達人は、グローバル・ヴィレッジの誕生から今日まで、ピープルツリーをマリアのように見守りつつ、現役バリバリで活躍するわれらが村田薫さん。サフィアとのはじめての出会いと今も変わらず思うことを語っていただきました。 
‥∵‥∴‥∵‥ 
はじめてサフィアと会った時のことはよく覚えています。
いまから約30年前、私が働いていた代官山のギャラリー「無垢里」(当時は西麻布)に、どんより曇った空がパーっと明るくなるようなオーラを発する女性が訪ねてきました。それがサフィアだったのです。
人懐っこい笑顔で30分ほどおしゃべりをして帰った彼女は、日本語学校の帰り道にたびたびやってきました。
リノベーションコーディネーターの仕事を一度離れイギリスで2年ほど暮らし、オックスファム・ショップの古着を愛用していた私は、イギリスから日本にやってきて、トレードクラフトのレップをしていたというサフィアと意気投合。あらためてフェアトレードに共感し、いろいろな人との交流が始まりました。 
サフィアと日本で初めてフェアトレードの手仕事品を紹介したのも、この「無垢里」でのナミビア展です。
プレスリリースを作りFAXを送って、あちこちに宣伝したら、英字新聞などメディアの取材もきちゃったりして、イベントは盛り上がりました。それで手ごたえを感じた私たちは、地域のボランティアセンターに登録して、興味を持ってくれる人と勉強会を開いたり、バザーやイベントに参加したり。こうやってNGOグローバル・ヴィレッジは誕生しました。 
イギリスから帰国し、これから何をしようかと思いあぐねていた私には、とにかく興味深く刺激的な毎日で、すっかりフェアトレードに夢中になっていきました。 
インターナショナルスクールや教会のバザーに出店したり、フェアトレードやエコロジカルな暮らしの情報を紹介するチラシを作って配ったりしながら会員を募り、ボランティアの輪もどんどん広がっていきました。サフィアの自宅に集まっては、志を同じくする方たちを招いていくつもの勉強会を開きました。 
そのうちにひと部屋をショップのようにして、フェアトレードのコーヒーや紅茶、無漂白のTシャツなどの販売を始めました。熊本からラブランドの明石さんがご兄弟と一緒にいらしたり、岩手からおいものせなかの新田さんが3人のお子さまを連れてやってきたりしたのはこの頃です。今に繋がる運命的ないくつもの出会いがありました。卸販売を希望する方もちらほら現れるように。 
初めてのカタログを1993年に発行して、日本人の好みにあった服や雑貨を増やしていくなど、オリジナルの商品企画にも力を入れはじめました。少しずつ会員も増え、いつの間にか事業の規模は広がっていきました。NGOの枠を超えてフェアトレードビジネスを展開するために、1995年にグローバル・ヴィレッジの販売部門を法人化し、フェアトレードカンパニー株式会社を設立しました。 
来年はグローバル・ヴィレッジ発足から30年を迎えます。
ここまでやってこられているのは、さまざまな分野で知識と経験を持つ素敵な人たちが力を貸してくれたり、ボランティアの方々が支えてくださったり、みなさんの善意に触れることができたからこそ。 
尽きない「やりたいこと」を限られたお金と条件の中で実現するのは本当に難しいけれど、何か社会の中で疑問に思っていることを変えていこうとするときには「成功例となること」が大事。 
「Be the change」
自身がその変化となれ。
実例として認められなければ、それをマネする人も出てこないから。 
小さな嬉しいことの積み重ねが、一歩一歩前進する力となり、たくさんの人とのつながりが励みとなって、あきらめてはいけないという気持ちでずっとやってきました。
そして、この2020年の春に世界中が経験した苦しい試練も、さらなる変革のターニングポイントと信じて、生産者とともに乗り越えていきたいと思っています。 
「Think Globally, Act Locally」
地球規模で考えて、身近なところでアクションを。
世界はつながっているのだから。    
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2020/6/2

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