てふさんのインスタグラム写真 - (てふInstagram)「2020年5月31日、15時10分 てふはゆっくりと目を閉じ、永遠となりました。私の膝の上で、てふの最期を看取ることができました。今は自宅に戻り、私の隣でいつものように眠っています。  みなさんのたくさんの念、きっと届いていました。本当に本当にたくさんの温かいお言葉をありがとうございました。  今日面会に行くと、てふは立ち上がって水を飲んでいました。今までの面会では、目を向けるのも辛いほどの苦しそうな姿だったので、正直驚きました。しかしそれは、回復している訳ではありませんでした。呼吸が苦しそうなのは変わらず、目も見えなくなっていました。 そして昨夜から今朝にかけては発作が頻繁に起こり、その時に亡くなっていてもおかしくないという状況でした。 きっとてふは、私が来ることを知って、なるべく普段通りに振る舞おうとしてくれたのかもしれません。  てふが懸命に生きている、それだけで尊かった。けれどその反面、延命措置として治療を行っている今、本当に本人は嬉しいのだろうか、とも思いました。少しでも回復に向かっているのであれば、余命が僅かであったとしても、治療を続けたかった。でも、回復に向かうことはなく、苦しさで眠ることさえ出来ず、意識が飛んでしまっている時もありました。 いつ何が起きてもおかしくない。今は何とか踏ん張っていても、次の発作で突然亡くなる可能性が高いという状況。治療を続けることは出来る、けれどその場合は最期を看取ることは難しい。 命を終わらせるのと同時に、終わっていたはずの命を伸ばすことも、人間のわがままなのかもしれない。てふが直面しているのは、悲しみや寂しさではなく、息ができない辛さや知らない場所にひとりでいる、ということ。  私は早く、一刻も早く、苦しみや痛みから開放されて欲しかった。もう一生分苦しんだし、たくさん頑張ったよ、と伝えたかった。酸素室にいるてふの姿を見たら、もっと一緒にいたいから頑張って、なんて言えませんでした。  てふの約5年の生涯を共にした唯一の人として、てふを信じていて、てふからも信じてもらえている人間として、自宅は無理でも、最期は私の元で目を閉じてほしい。せめて最期くらい苦しまず、幸せな記憶のまま眠って欲しかった。  てふは皆さんが知っている姿のまま、まんまるでふわふわで綺麗なまま、眠るように目を閉じました。 最期まで本当に気遣いをしてくれる優しい子でした。  てふの性格を考えると、きっと、ボロボロで痩せ細った姿ではなく、皆さんに見せていたような完璧なままがいいと思っていたはずです。だからきっと、この年齢だったのです。今までで一番、可愛くて綺麗な時に。  この一週間で、私の世界がガラリと変わってしまいました。てふに自覚があったのか、それとも本人も気づかないほど急だったのかは分かりません。 ただ、てふにとっての最後の二ヶ月を、毎日ずっと一緒に過ごせたことこそ、奇跡だったのだと思います。4月に我が家に来た、てふとは全てが真反対のこちに「お前なら大丈夫だよ、この飼い主のこと支えてやんな!頼むよ!」と、バトンタッチしたのかもしれません。私とてふは恥ずかしくなるほど性格が似ていましたから、わたしを一人にしないよう、てふが呼び寄せてくれたのかもしれません。こちの手足には、白い毛が生えています。まるで、てふが宿したかのように。  命の選択には様々な意見があると思います。これは、私とてふの二人にしか分からない事です。どうかてふにとって最善であったと信じてください。  そしてこれからは、みんなのてふです。どうか悲しいことではなく、これまでのように面白かったてふのことを度々思い出してやってください。  てふはわたしにとって、家族以上に家族でした。同居人でもあったし、友達だったし、娘のようでも母のようでもありました。 たくさんの幸せと楽しさと笑いをありがとう。 私にとって最初の猫が、てふで本当に良かった。生まれてきてくれてありがとう。 世界で一番大好きだよ。 #otefucat」5月31日 23時24分 - cat_chouchou

てふのインスタグラム(cat_chouchou) - 5月31日 23時24分


2020年5月31日、15時10分
てふはゆっくりと目を閉じ、永遠となりました。私の膝の上で、てふの最期を看取ることができました。今は自宅に戻り、私の隣でいつものように眠っています。

みなさんのたくさんの念、きっと届いていました。本当に本当にたくさんの温かいお言葉をありがとうございました。

今日面会に行くと、てふは立ち上がって水を飲んでいました。今までの面会では、目を向けるのも辛いほどの苦しそうな姿だったので、正直驚きました。しかしそれは、回復している訳ではありませんでした。呼吸が苦しそうなのは変わらず、目も見えなくなっていました。
そして昨夜から今朝にかけては発作が頻繁に起こり、その時に亡くなっていてもおかしくないという状況でした。
きっとてふは、私が来ることを知って、なるべく普段通りに振る舞おうとしてくれたのかもしれません。

てふが懸命に生きている、それだけで尊かった。けれどその反面、延命措置として治療を行っている今、本当に本人は嬉しいのだろうか、とも思いました。少しでも回復に向かっているのであれば、余命が僅かであったとしても、治療を続けたかった。でも、回復に向かうことはなく、苦しさで眠ることさえ出来ず、意識が飛んでしまっている時もありました。
いつ何が起きてもおかしくない。今は何とか踏ん張っていても、次の発作で突然亡くなる可能性が高いという状況。治療を続けることは出来る、けれどその場合は最期を看取ることは難しい。
命を終わらせるのと同時に、終わっていたはずの命を伸ばすことも、人間のわがままなのかもしれない。てふが直面しているのは、悲しみや寂しさではなく、息ができない辛さや知らない場所にひとりでいる、ということ。

私は早く、一刻も早く、苦しみや痛みから開放されて欲しかった。もう一生分苦しんだし、たくさん頑張ったよ、と伝えたかった。酸素室にいるてふの姿を見たら、もっと一緒にいたいから頑張って、なんて言えませんでした。

てふの約5年の生涯を共にした唯一の人として、てふを信じていて、てふからも信じてもらえている人間として、自宅は無理でも、最期は私の元で目を閉じてほしい。せめて最期くらい苦しまず、幸せな記憶のまま眠って欲しかった。

てふは皆さんが知っている姿のまま、まんまるでふわふわで綺麗なまま、眠るように目を閉じました。
最期まで本当に気遣いをしてくれる優しい子でした。

てふの性格を考えると、きっと、ボロボロで痩せ細った姿ではなく、皆さんに見せていたような完璧なままがいいと思っていたはずです。だからきっと、この年齢だったのです。今までで一番、可愛くて綺麗な時に。

この一週間で、私の世界がガラリと変わってしまいました。てふに自覚があったのか、それとも本人も気づかないほど急だったのかは分かりません。
ただ、てふにとっての最後の二ヶ月を、毎日ずっと一緒に過ごせたことこそ、奇跡だったのだと思います。4月に我が家に来た、てふとは全てが真反対のこちに「お前なら大丈夫だよ、この飼い主のこと支えてやんな!頼むよ!」と、バトンタッチしたのかもしれません。私とてふは恥ずかしくなるほど性格が似ていましたから、わたしを一人にしないよう、てふが呼び寄せてくれたのかもしれません。こちの手足には、白い毛が生えています。まるで、てふが宿したかのように。

命の選択には様々な意見があると思います。これは、私とてふの二人にしか分からない事です。どうかてふにとって最善であったと信じてください。

そしてこれからは、みんなのてふです。どうか悲しいことではなく、これまでのように面白かったてふのことを度々思い出してやってください。

てふはわたしにとって、家族以上に家族でした。同居人でもあったし、友達だったし、娘のようでも母のようでもありました。
たくさんの幸せと楽しさと笑いをありがとう。
私にとって最初の猫が、てふで本当に良かった。生まれてきてくれてありがとう。
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2020/5/31

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