Factelier(ファクトリエ)のインスタグラム(factelier) - 5月6日 18時30分


【廃業から復活した工場~荻田縫製縫製研究所の挑戦~】
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香川県西部にある縫製工場、「荻田縫製研究所」 「荻田縫製研究所」といえば、ファクトリエの大人気アイテム「今治タオルシャツ」や「今治タオルジャケット」などの、高い技術力を必要とする縫製の難しい生地を、美しく縫製することのできる優れた工場。
ところが、実はかつて一度廃業していた工場なのです。

それは、2002年のこと。
かつて製綿や縫製などの繊維産業が盛んだった香川県ですが、近年の国内アパレル生産比率の減少を受け縮小や廃業を余儀なくされる工場も増えているなか、荻田縫製研究所も国内製造を止めざる追えない状況に立たされ、廃業に追い込まれてしまったのです。

しかし一度は廃業したものの、ものづくりへの強い想いを捨て去ることはできず、三豊市の本社工場を2011年に再稼働。
これからは“縫製業を牽引しながら、地場産業の再生に貢献していく“ことを目標に掲げ、新たなスタートをきりました。

再稼働してからはこれまでの方法ではいけないと、挑戦の連続。

今までは主にメンズのドレスシャツを手掛けていましたが、少しずつラインナップを増やし、カジュアルシャツやレディースブラウス、さらには特殊素材を使用したアイテムなど、1種類のアイテムを沢山つくることよりも、多種多様なアイテムを小ロットで作ることで、今まで培った技術の幅を広げていきました。

メンズシャツ工場がレディースのシャツを作るということ自体がまず珍しいこと。
これはメンズシャツとレディースシャツはパターンが異なるのに加え、レディースシャツの方が曲線が多いため縫製には特有の技術が必要とされるためです。

ですからこれが荻田縫製研究所にとって大きなチャレンジだったことは想像に難くありませんが、全員が一丸となり難所を乗り越えることで課題をクリアしてきたと言います。

このような新しいチャレンジを通じて様々なノウハウを蓄積したことで、現在では幅広いアイテムを生産できる体制を整えることができたのです。

工場長の岡村さんは、自社のものづくりについてこう語ってくれました。
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「自分たち、そしてお客様が本当に納得できる商品を安定的につくり続けていくためには、全てのメンバーが熟練した技術を身につけることが欠かせません。
ドレスシャツの厳しい品質基準をクリアした縫製、特種素材・変形物といった多品種への適応、アタッチメントの適切な取り付けなど、カバーすべき技術は広範囲に渡ります。
技術習得には多大な時間を要しますが、こだわりを詰め込んだ商品をより多くのお客様にお届けするために、工場全体の底上げを図っていきます」

一度はした挫折からものづくりへの熱い情熱を捨てきれず、再度チャレンジした荻田縫製研究所。
もともと持っていた技術を多角的に、そしてより高度に進化させことで逆境を乗り越えたのです。
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「ものづくりへの熱い想い」とチャレンジ精神が合わさるからこそ、これまでの常識を打ち破るような新しい発想のシャツ生まれるのかもしれません。
このストーリーを知ると、いつものシャツがより一層特別なものに感じます。

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2020/5/6

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