猫沢エミのインスタグラム(necozawaemi) - 4月2日 08時17分


おは♡相変わらずロマンチックが止まらない@CCBモードで、さすがにちょっとこっぱずかしくなってきた、イオはまだ16(かなり上サバ読み推定)だから〜の猫かあさんです。

今朝も、お布団入りまぁす♡コールで腕のなかに飛び込んできたマイ・リトルラヴァー。

こんな風の強い朝に訪れる人生の同志…パーシー・アドロンの《バクダッド・カフェ》を思い出さずにはいられない。たしかラストシーンが、『ある風の強い朝に…』だった記憶。そして、人生の伴侶となるルーディが、主人公ヤスミンに愛を告げにやってくる。きー…涙😭

イオがやってきたあの頃の私は、心身ともにぼろぼろだった。母の介護終末期に救えない命と向き合っているだけでなく、経験された方ならきっとおわかりだろうが、それまでには露呈しなかった家族間のさまざまな問題が吹き出して、その嵐をかいくぐりながらの病院通い。正直、母の病そのものに使うエネルギーが40%だったとしたら、残りの60%はその他の問題解決に使わねばならず、純粋に哀しんでいることすら出来ないありさまだった。

仕事を減らすことも、自分自身の体調を気遣う時間すらもなかった不眠不休のさなか、その後、私を救う天使は瀕死の姿で私のまえに現れた。

ぶっちゃけ言うと『どうすんの私⁈ なにもかもがギリギリなのに、こんな命をさらに預かってしまって…』これが当初の本音でした。さらに時間はなくなり、両手に抱えた瀕死の人と猫を昼夜問わず介護する、不眠症の介護士へと変身。もうこうなったらやるしかない。

まわりの友達、にゃんフラの生徒たちの強力なサポートにも支えられて始まったイオの命の救済。ところが、必死でそれに応えようとガクガクの膝で立ち上がり、ごはんを食べ、しかし吐いたりうずくまったりする痩せ細ったイオが、気づけばたったひとつの、私を立ち上がらせる原動力になっていった。

今でも、あの頃を思い出すとほんとうに不思議。ひっくり返して叩いても、もうなにひとつでないよくらい弱りきっていた私の精神の奥底に、渾々と沸き出た新しい命の泉が、パッサパサに乾いて殺伐の極みだった心を癒しはじめたのだ。

病院通いの電車の中で、辛くなるとうちにいるイオを思い出し、ラブソングを爆音で聴きながら、なんとか持ち堪えた。そんな私に必死でついてくるイオ。 《バクダッド・カフェ》で運命の出逢いをする主人公ヤスミンとカフェの女主人ブレンダも、お互いに出逢うまで、それぞれの価値を認めてもらえない乾き切った人生を送っていた。そう、まるでカフェのあるモハーヴェ砂漠のように。

互いが互いでなければ花開かない、不思議な出逢いが人生にはときどき起きる。あなたを知ったから、私を知ることのできる完璧な対称性に裏打ちされた美しいマジック。

イオはいま私の腕の中で、永遠に枯れない泉のように、日々、渾々と愛を湧かせている。そしてふたり、泉のほとりで、互いの傷を癒しあっている。

あの日、私たちが引き合ったのは、互いを呼び合う声を聞いたから。

Calling you

バグダッド・カフェの主題歌が、私の脳内でとぎれることなく再生され続けている。

#猫沢映画館 #猫沢イオ #マンションの受付の方に松本イオちゃんと言われている猫沢イオ🤣 #冒頭世代を選ぶネタ満載ですみません #着地点は結局超ロマンチックでやっぱりちょっとこっぱずかしい😆 #自分ロマンチストですから #ロマンチック街道爆走中だぜ🌹✨


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2020/4/2

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