安藤志穂美のインスタグラム(shiomi_ando) - 10月22日 23時43分


私はこの地球上で1番苦しく、過酷な一生を送っているのは家畜動物だと思う。
これ程までに生まれる前から、過酷な人生が決まってる命は他にあるんだろうか。
牛も豚も鶏も羊も馬も、私たちと同じく自由を求め、幸せになりたいと願い、撫でられたり、走り回ったり遊びたいと思っているかもしれません。
というより感情や意思があるのですから、そう思っていて当然だと思います。

もちろん、人間の都合で扱われている犬や猫の人生も過酷です。

以前、牛と鶏について話しましたが、今回は豚について書きます。
それこそ豚の人生は特に酷いものです。

まず豚舎という、いわゆる豚肉になるまでの豚を育てる場所で、何度も妊娠させられ子を産まされます。
豚は1度の出産で10〜18頭産むと言われています。

そして牛や鶏同様に、産まれた子がメスであれば母豚と同じ運命を辿ることになり、オスであれば約半年後に死が待ち受けています。
どちらとしても最期は殺される命ではありますが、オスとメスでは豚舎での扱われ方がまた少し違います。

母豚は妊娠ストールという、死ぬ直前まで一切の身動きが取れない拘束檻で過ごします。
想像できますか?一切の身動きがとれないのですよ。
方向転換も立つ事さえもです。
寝転がるかその場に座るか、たったこれだけが彼女らに与えられた唯一の自由。

ただ、牛とは違い豚は3週間前後の離乳を迎えるまで母乳を与え続けます。
いいですか?よく考えてくださいね、ただ母乳を与えてるのではない、自分の子供が殺されると分かっているのに、人間に殺させて食べられる為だけに我が子に母乳を飲ませて育てるんです。
この時の豚の気持ち、想像できますか?
豚は最後に殺される事も、自分の立場も理解しています。
その上で、これがどんなに悲しい事か人の母親ならもちろん、良心がある人なら考えられると思います。

そこで一生子供を産ませ続けられ、我が子を人間たちに目の前で殴られて蹴られ、投げられ捨てられ、そして奪われる。
もちろん鳴き叫び、助けようとするでしょう。
檻が無ければ命がけで身体を張って守るでしょう。
でもそれができない、助けたくても身動きが取れない、この家畜達の痛みと悲しみがあなたには理解できませんか?

ちなみにこの飼育方法は、あまりにも苦痛な飼育法だからと既にEU諸国では禁止となっています。
そんな飼育法が未だに日本では主流になってるんです。

そして豚コレラの殺処分方法ご存知ですか?
深く穴を掘り、高いところから落としてそのまま埋めて生き埋め、もしくは火をつけて燃やす。
毒盛り、餌水与えず放置など殺処分方法は様々ではありますが、全て共通して言えるのは【生きたまま】だという事です。
そしてどの企業も、酪農家もコソコソと内々に殺しています。

動画の彼らの目をよく見てください。
幸せそうに見えますか?
言葉は理解し合えなくても、瞳だけは全ての動物共通だと思っています。
眼に感情や気持ちが出るのは人間だけではありませんよ。

豚は本来尻尾が長い動物であり、牙もあります。
しかし豚舎の豚の尻尾や牙は無麻酔で切断されます。
全ての動物は無麻酔で去勢もされています。
そして豚はかなり綺麗好き、寝床とトイレを分ける習性もあり、水浴びも大好きな生き物です。
太陽の陽を浴びて日向ぼっこもしますし、果物や野菜も大好きです。

しかし豚舎にいる彼らは太陽の陽を浴びることはありません。
浴びる時は屠殺場に向かう、トラックの中にわずかに差し込む陽のみです。
彼らに与えられる水は泥水、そして添加物だらけの廃棄物。
なので奇形を持って産まれてくる動物が増えています。
もちろんその場で殺されるか、勝手に息絶えるまで放置です。
ですが、家畜動物からしたら奇形を持った子供でも大切な我が子には変わりない、どうにもしてあげられない自分が、もしあなたなら情けなく、悔しく、申し訳なく、惨めで、やり切れない感情になりませんか?

世の中の人が命の重さをもっと理解するべきだし、間違いに気づく日はいつ来るのだろう。

#豚 #豚舎 #畜産 #動物虐待 #家畜


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2019/10/22

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