テレビ朝日「世界の街道をゆく」のインスタグラム(tvasahi_kaidou) - 1月28日 12時49分

太湖の畔に広がる大都市、無錫。7世紀に中国を南北に結ぶ京杭運河が開通したことで、農産物の集散地として繁栄し、文化の華が開いた町です。
人々は近年目覚ましい発展を見せるこの町で、どんな暮らしをしているのでしょうか・・・。
下町で親爺さんが、西施饂飩の店を教えてくれました。
「西施とは、呉の王に饂飩（ワンタン）を作ったとされる伝説の美女だ」と、常連客。その味は毎日立ち寄る人たちの表情が証明してくれます。西施もかくやと思える、陽気な女将さん。屋台から始め、その人柄とレシピが評判を呼び、店を構える事が出来たそうです。
饂飩でお腹を満たし、女将さんの笑顔に送られ、町の名所に向かいます。
南禅寺は6世紀に建立された古刹。当時から人々は水害を鎮め、安寧な日々を願って祈りを捧げてきたといいます。
仏陀と饂飩と高層ビル。町が育んだ文化を受け継ぎ、人々は暮らします。

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