2−①『キャサリン ヘップバーンの指輪』 今日の文章は、かなり長い!長文が苦手な方は、飛ばしてね? って思ってたんだけど、インスタグラムの投稿には、文字数の制限があるって、みなさんご存知でした? アップしようと思ったら、1回では、書ききれない事がわかったの! だから、2回に分けてアップすることにしました。長文が苦手な方は、2回飛ばしてね。 昨年の12月1日に、インスタにアップした「キャサリン ヘップバーンのオークション」の話を、覚えていますか? キャサリン ヘップバーンは、私がもっとも好きな、ハリウッドで大人気の女優さんだった。 15年くらい前に、ニューヨークで新聞を読んでいたら、そのキャサリン ヘップバーンの遺品の数々が、ニューヨークのサザビーズのオークションに出品されると載っていた! 生まれて一度もオークションに行ったこともなければ、人と競って物を買ったこともない私だが、大好きだったキャサリンヘップバーンのゆかりの物に出会えるかもしれないと思って、そのオークションに参加することを決心した。 サザービーズは、かなり立派な建物。オークション会場の中は、テレビのニュースなどで見たことのある光景だった。 壇上の机の後ろに、ハンマーを持った男の人が立っていて、100人くらいが座れる、学校の教室みたいな椅子が、ずらっと並んでいた。 席に座ると、オークションの出品カタログと落札する時の挙げる札を受け取った。 カタログを手にした私は、素早く、映画『冬のライオン』で彼女が身につけているという指輪を見つけた? カタログの写真で見るかぎり、鉄みたいなもので出来ていて、宝石などは入っていない、中世風の指輪。 落札価格は1000ドル~と書いてあったので、私は絶対に、それを手に入れようと決めた。 キャサリンヘップバーンのオークションは、装飾品や衣装の出品は少なく、ピクニック用の椅子やテーブルとか、折りたたみのテーブルなどの家具類は随分出品されていた。 洋服も、ほとんど無かったし、アクセサリーは、この「冬のライオン」の指輪と、もう一つ。 名前は忘れたけど、撮影所も持っていて、最後は砂漠の方に放浪に出た大金持ちの人がプレゼントしたという、宝石のブローチの2つだけだった。 オークションが始まり、いよいよ、私が欲しい指輪の順番が来た。 指輪は、ショーケースの中に、大切に保管されていた。 もちろん、私は『冬のライオン』の映画は見ていたけれど、見たのはかなり前なので、どんな指輪をしていたかなんて、覚えてはいなかった。 オークションというものを、初めて体験しておもしろかったのは、まずスタッフが「キャサリン ヘップバーンさんの『冬のライオン』で使った物です」と読み上げると、電話を持った女性が、「既に電話での申し込みがあり、4000ドルから始めます」と言った! 「えっ〜」と、私が驚いてる間に、会場に来てたおじさんみたいな人が、札を挙げて「5000!」と叫んだ。 私は、負けじと「6000!」と叫んでみた。 電話の女の人が「7000!」と言った。 私が「8000!」と言おうかと考えてると、会場のおじさんが「8000!」と、また叫んできた! 私は、どこまで上がっていくのだろうと思いながら、頑張って「9000!」と言った。 会場のおじさんが「10000!」 その辺から、私とおじさんの一騎打ちという感じになってきた。 私が「11000!」と言い、おじさんはもうやめるだろうと思ったら「12000!」と叫んだ。 私は「13000!」と言いながら、「このまま、ずっと高くしていくのは、キャサリン ヘップバーンも喜ばないだろうなぁ〜」と思ったが、おじさんは、また「14000!」と叫んだ! 私は、座ったまま伸び上がって、そのおじさんを、ちらっと見てみた。 俳優や映画の仕事とは、全く関係していないような人に見えた。どうして、このおじさんは、これが欲しいのだろう?

tetsukokuroyanagiさん(@tetsukokuroyanagi)が投稿した動画 -

黒柳徹子のインスタグラム(tetsukokuroyanagi) - 2月23日 16時46分


2−①『キャサリン ヘップバーンの指輪』
今日の文章は、かなり長い!長文が苦手な方は、飛ばしてね?
って思ってたんだけど、インスタグラムの投稿には、文字数の制限があるって、みなさんご存知でした?
アップしようと思ったら、1回では、書ききれない事がわかったの!
だから、2回に分けてアップすることにしました。長文が苦手な方は、2回飛ばしてね。
昨年の12月1日に、インスタにアップした「キャサリン ヘップバーンのオークション」の話を、覚えていますか?
キャサリン ヘップバーンは、私がもっとも好きな、ハリウッドで大人気の女優さんだった。
15年くらい前に、ニューヨークで新聞を読んでいたら、そのキャサリン ヘップバーンの遺品の数々が、ニューヨークのサザビーズのオークションに出品されると載っていた!
生まれて一度もオークションに行ったこともなければ、人と競って物を買ったこともない私だが、大好きだったキャサリンヘップバーンのゆかりの物に出会えるかもしれないと思って、そのオークションに参加することを決心した。
サザービーズは、かなり立派な建物。オークション会場の中は、テレビのニュースなどで見たことのある光景だった。
壇上の机の後ろに、ハンマーを持った男の人が立っていて、100人くらいが座れる、学校の教室みたいな椅子が、ずらっと並んでいた。
席に座ると、オークションの出品カタログと落札する時の挙げる札を受け取った。
カタログを手にした私は、素早く、映画『冬のライオン』で彼女が身につけているという指輪を見つけた?
カタログの写真で見るかぎり、鉄みたいなもので出来ていて、宝石などは入っていない、中世風の指輪。
落札価格は1000ドル~と書いてあったので、私は絶対に、それを手に入れようと決めた。
キャサリンヘップバーンのオークションは、装飾品や衣装の出品は少なく、ピクニック用の椅子やテーブルとか、折りたたみのテーブルなどの家具類は随分出品されていた。
洋服も、ほとんど無かったし、アクセサリーは、この「冬のライオン」の指輪と、もう一つ。
名前は忘れたけど、撮影所も持っていて、最後は砂漠の方に放浪に出た大金持ちの人がプレゼントしたという、宝石のブローチの2つだけだった。
オークションが始まり、いよいよ、私が欲しい指輪の順番が来た。
指輪は、ショーケースの中に、大切に保管されていた。
もちろん、私は『冬のライオン』の映画は見ていたけれど、見たのはかなり前なので、どんな指輪をしていたかなんて、覚えてはいなかった。
オークションというものを、初めて体験しておもしろかったのは、まずスタッフが「キャサリン ヘップバーンさんの『冬のライオン』で使った物です」と読み上げると、電話を持った女性が、「既に電話での申し込みがあり、4000ドルから始めます」と言った!
「えっ〜」と、私が驚いてる間に、会場に来てたおじさんみたいな人が、札を挙げて「5000!」と叫んだ。
私は、負けじと「6000!」と叫んでみた。
電話の女の人が「7000!」と言った。
私が「8000!」と言おうかと考えてると、会場のおじさんが「8000!」と、また叫んできた!
私は、どこまで上がっていくのだろうと思いながら、頑張って「9000!」と言った。
会場のおじさんが「10000!」
その辺から、私とおじさんの一騎打ちという感じになってきた。
私が「11000!」と言い、おじさんはもうやめるだろうと思ったら「12000!」と叫んだ。
私は「13000!」と言いながら、「このまま、ずっと高くしていくのは、キャサリン ヘップバーンも喜ばないだろうなぁ〜」と思ったが、おじさんは、また「14000!」と叫んだ!
私は、座ったまま伸び上がって、そのおじさんを、ちらっと見てみた。
俳優や映画の仕事とは、全く関係していないような人に見えた。どうして、このおじさんは、これが欲しいのだろう?


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2017/2/23

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