フィンランド政府観光局のインスタグラム(visitfinlandjapan) - 8月20日 09時29分

ヘルシンキのカンピ地区にある、ナリンッカ広場に新しくできたカンピ礼拝堂。静寂と出逢いを求める人びとのために作られたこの礼拝堂は、2012年のワールド・デザイン・キャピタル・ヘルシンキのプログラムの一環で設立されました。都会の真ん中にありながら喧噪とは切り離された、優しさを感じる礼拝堂です。
モミの木で作られた外壁はナノテクノロジーを利用したうわぐすりによってほのかに輝いており、まるで街に神聖な光を添えているようです。内側は素朴な木のぬくもりと洗練されたデザインで、誰でもそっと入って長椅子に腰かけて祈ったり、フェルトでできたソファやクッションで考え事をしたりすることができます。
ミサ、洗礼、結婚式などの教会行事はカンピ礼拝堂では行われず、毎日朝から夕方まで誰もが静寂と出逢いを求めて来られるよう門戸を開けているそうです（但し定期的に短時間の礼拝は行われています）。

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