亜希子さんのインスタグラム写真 - (亜希子Instagram)「こんばんは。本日は嬉しいご報告をさせて頂いて良いでしょうか。皆様のおかげで、「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」(祥伝社文庫)今夜、重版が決定いたしました。先ほどLINEで編集者さんにご連絡を頂き、不覚にも泣いてしまいました。悲願でした。読者の皆さまにおかれましては、この作品に興味を持って、お手元に置いて頂けるだけで心からありがたいことです。ですから、そこから先は「面白かったか。面白くなかったか」。そこが作家として評価されるべき点であることも重々承知しております💃 本を発売してから、この3年間、作者である私がどのような思いで本のプロモーションをしてきたかということについては、「自分だけが知っていればよい」とも思います。ただ、インスタとツイッターは私にとって唯一の本音を言える場所ですから、今夜だけは少し素直な気持ちをお伝えして宜しいでしょうか？今、とても嬉しいです、本当に嬉しい。嬉しくて、叫び出してしまいそうです。この作品を世の中に生み出した当初、(未熟な新米作家ですし当然ですが)、皆さまのお手元に広くお届け出来るようになるまで、沢山の試練がありました。そのたびに前が見えなくなるくらいに落ち込み、「おいおい、こんなに大変だなんて聞いてないぜ？⭐」と誰に言うでもなく、辛すぎて白目を剥きました。それでも尊敬する担当編集者さんと力を合わせながら、必死に課題に取り組んで参りました。稀に哀しい誤解をされることもありましたが、腹を決めてSNSで意図的にバズらせ、人様から馬鹿にされてると感じた時は、「そのご意見も一理あるかもしれない」と反省したり傷ついたりして、でも、最後には頭を下げてご声援を頂けるようにお願いをしました。そして、何より。全国の書店さんや書店員さんが常に「大木さんの書く作品は、本当に面白い」と、激励して下さいました。挫けてしまいそうな時、何度も売り場の本棚を拡張して下さったり、サイン本を置かせて下さったり、TwitterやInstagramで私の本を宣伝して下さいました。中には激励のお手紙をくださる書店員さんや、 SNSで温かいメッセージをくださる書店員さんもいらっしゃいました。心から、心から感謝しています。たとえ重版をしていなくても、素晴らしい書籍が世の中には沢山あると思います。ですから、この指標は「一側面に過ぎない」ことも理解しているつもりです。でも、この結果は大勢の皆様の応援のおかげですから今夜だけ感謝の気持ちを噛み締めて眠り、そして、明日からは綺麗さっぱり忘れて、また一歩ずつ真面目に進みます。喜びに浸る暇も余裕もないくらい、まだまだ私は頑張らないといけない立場であり、何も達成した訳ではないので。読者さま。書店員さま。私を気にかけて下さる全ての皆様。深く、深く、愛しております。私は、この作品も、そのほかの作品も、自分の全てを捧げるつもりで、いつも書いております。今夜だけは、本当にありがとうございます。」9月25日 20時46分