風間ゆみえのインスタグラム(yumie_kazama) - 9月8日 00時41分
稲藁の匂い、
なんて優しい、ほんのり甘い、お日さまの匂いがした。
都会のど真ん中で、全く異なる次元の空間に寝転んで身を委ねると、懐かしい気持ちに心が解ける。私の昔噺に稲藁に戯れていた記憶はないけど、DNAに刻まれた古の記憶なのか、とても落ち着き呼吸が深くなった。
一晩、一時間で良いからこのまま無心でいたいという気持ちに駆られる。
身体が軽くなる、なんて柔らかくてあたたかい。
稲藁のおふとんは、手作業で柔らかな部分をわけているそうで、少しもちくちくしたりしないで痛くないんです。
これは一年のうちに数回取り替える程度で、取り替えたものはまた土に返す循環で成り立つ古の寝具ですね。
自然にあるものが今は、尊い存在になっているのだと実感します…
衣食住がとてもシンプルで、今の言葉を使えば、昔の人々は究極のミニマリスト。"何もない贅沢"が古の時のなかに広がっているんだなぁと思いながら、それもまた、この表参道という都会の喧騒のなかにあることで、浮き上がり見ることが、感じることができる大切なものだとも思いました。
私の暮らしは忙しなくあることも多いのですが、私たち生きものは自然とともにあること、四季は巡り、道端の花に季節を告げられたり、朝の陽のあたたかさを瞼に感じたり、旬の食材をいただけることに感謝をしています。歳を重ねるごとに"生き方"というものを考えるようにもなって、近頃は自然欠乏気味だったせいもあってかな、胸が膨らむとても良き時間でした。
@yurynomura @journaleatrip @thelittleshopofflowers
「Life is beautiful : 衣・食植・住 “植物が命をまもる家となり、命をつなぐ食となる”」
素敵な展覧会をありがとう✨
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2023/9/8