井田幸昌のインスタグラム(yukimasaida) - 8月2日 16時57分
Sign, sign, sign…Haha
サイン祭りしてますよん。
この本は、一人の画家の「制作メモ」です。
僕の記憶や、見てきた景色、制作途中で書き殴った想い、大切にしている言葉。こうした作品の背景にあるかけらを、まとめたもの。
本書には、展示などするつもりもないプライベートで描いた作品や写真も収めている。
決して表向きではない僕、井田幸昌の裏側。
キャンバスの裏側みたいなものかな。
だからこれは、本のかたちをした僕自身だし、「作品」なんだろうね。
芸術に対する参考書でもビジネス本でもなんでもない。
だからこの本を読めば何か知識が得られるとか、何かができるようになるとか、そういうものでもないと思います。
ただ、役にはたつかどうかは知らないけど、大事なものがあるんじゃないかって思う。
目に見えて役に立つことが書いてあるように見えるようなビジネス本とか自己啓発系の本とか、そこら中に溢れかえっているじゃないか。
僕はそんなものはつくりたくなかった。
例えば絵もそうだ。
何かに使える便利な道具じゃない。でも、色や、かたちや、におい、それが置かれた空間、それらをとおして、人の心は動く。心が動けば、身体もうごく。
ちょっと世界を違った視点で見てみようかという気持ちと行動にもなることがある。
それってとても人間らしい活動なんじゃないかな。
またそれぞれの内面や、忘れていた気持ちや記憶を想起することもあるだろう。
そうやって僕たちは、自分の生き様を確認しながら、なんとかこの世界を生きていくことができる。
だからこの本も、本というかたちで、言葉や行間、写真、絵をフィルターとして、何かを想えるようなものにしたいと思った。
勘違いしてほしくないのは、決してアートビジネスをしたい人、している人に向けてつくった本ではないということ。
俺の知見をフル活用したような業界構造とかそういった文脈を書く本はまた違うタイミングがあれば書くよ。
#100年後への置き手紙 は、本という形式を使った、#井田幸昌 の作品です。
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2023/8/2