ミトさんのインスタグラム写真 - (ミトInstagram)「・・本日発配信開始されたNegiccoさんのアルバム『Perfect Sense』に収録｢サークルゲームのなかで｣の作詞、作曲、編曲を私ミトが担当しました。Negiccoさんに曲を提供するのはこれで2回目ですが、今回も素晴らしい形でリリースすることが出来て本当に感謝です。聴いて頂いた方は、すぐにこの曲のテーマが何であるかお分かりかと思いますが、一応補足すると"母親であること”がテーマです。ただ、最初にこのテーマを頂いた時は、正直戸惑いました。今まで沢山のリリックを書いてきましたが、まさか自分が"母親になったアイドル"を書くことになるなんて、人生で一度だって想像したことがなかったからです。アイドルも人間であり、母にもなります。でもそれをテーマにして、果たして今までNegiccoさん達を応援してきたファンの方々にどれだけ喜んでもらえるものなのか、どの様に受け取ってくれるのか？それがとても不安で、ぶっちゃけ書き始める迄にかなりの時間が必要でした。ご存じのように歌詞はメロディ、和声、アレンジよりも直接的に、そのタレントさんのイメージを司ります。僕がリリックを書くときはいつでもそうですが、それゆえにとっても慎重に、なるべく丁寧にその人たちの情報やテキストを可能な限り集めて頭の中に叩き込むのですが、今回は更に慎重に、本当に針の穴を通すような気持ちで一つ一つ書き上げていきました。結果としてお三方含めプロデューサーのconnieさんにも気に入ってもらうことができ、心の底からホッとした瞬間を今でも覚えております。録音はお三方のいる新潟まで行って録音しました。Negiccoさんの楽曲の中でもここまでRapの要素が強い曲は初めてだったようで、お三方も少し緊張していたかに思えましたが、作業が始まれば流石は百戦錬磨のアイドル、声のトーンから表情の付け方までしっかりと、この曲のリリックを汲み取って唄って頂きました。途中、そのリリックに対して3人が真剣に感情移入しているのを感じて、自分もこの曲のテーマに及び腰になってはいけないなと思い、お三方に一つの提案をお願いしました。それが、あのイントロ、アウトロにある赤ん坊と母親の会話です。ヒップホップの世界では、よくトラックに自身の家族や友人とのやりとり、ひいてはひっ迫した生活のシーンなどがところどころに差し込まれていたりします。それを参考にするかたちで、彼女たち3人のありのままの姿を音に収められないかと思ったのが今回のあのイントロ、アウトロです。3人それぞれの子供との対話、どの箇所が誰なのか想像して聴いてみていただけたら幸いです。最後にこの曲タイトルですが、洋楽に詳しい人はピンと来たかもしれませんがジョニ・ミッチェルの「The Circle Game」から取っています。この曲は、彼女の親友だったニール・ヤングが書いた「Sugar Mountain」という曲のアンサーソングと言われています。”10代という、儚くすぐに過ぎ去っていく時代を嘆く曲”に対し、”20代、更にその先になっても輝き続けることができる曲”で返したジョニ・ミッチェルは、歌詞でこういうことを歌っています。 “そして、季節は巡り続ける、ペンキで彩られたポニーたちは上下に揺れる私達は”時” という回転木馬に乗った囚われ人であり、戻ることはできないのだ私達は歩んできた足跡を振り返るのみ、季節は巡り、回り続ける、、、そう、サークルゲームのなかで” 2023.7.20 18:45 clammbon mito #Negicco #nao⭐︎ #megu #kaede #connie #perfectsense #サークルゲームのなかで #clammbon #clammbonmito #mito #クラムボン #クラムボンミト」7月20日 18時54分