奥浜レイラのインスタグラム(laylaokuhama) - 6月5日 20時49分

劇団た組『綿子はもつれる』

前作『ドードーが落下する』が岸田國士戯曲賞を受賞した加藤拓也さんが脚本・演出を務める劇団た組。
昨年春の『もはやしずか』でも素晴らしかった安達祐実さんが、主人公の綿子役ということで期待をぱんぱんにして観劇しました。

映画『わたし達はおとな』を観てからシナリオを読み、ちいさく声が漏れたのを覚えています。あ…えっと…のような言い淀みや、場合によっては無言、絶句など人間同士が会話をするときの揺らぎや関係性による微妙な変化が、一言一句違わずに見事な役者陣とのタッグで実現していたのを再確認したから。
それにより、映像の世界でも独自のグルーヴを生み出す加藤拓也監督の演出に感嘆したものでした。

演劇『綿子はもつれる』に続いて9/8に映画『ほつれる』が公開になります。もつれるとほつれる、その機微を味わうことを楽しみにしてます。
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