吉村民さんのインスタグラム写真 - (吉村民Instagram)「ラジオ日本SWEETの月曜日は 毎週、新作映画をご紹介してます。 5月22日(月)は 世界のメディアが絶賛、 2022 年のベストムービー! 5 月 26 日(金)公開の映画『aftersun(アフターサン)』をご紹介しました!  スタジオには 映画の宣伝を担当されている こ ハピネットファントム・スタジオ 小柳拓也さん に お越しいただきました。  【あらすじ】 20 年前のビデオテープに残る、11 歳の娘と父とのまばゆい数日間を描いた映画「アフターサン」。  思春期真っただ中のソフィは、離れて暮らす父・カラムと トルコのひなびたリゾート地にやってきます。 映し出されるのは、輝く太陽の下で、ビデオカメラを互いに向け合い、 親密な時間をともに過ごす 2 人の姿。 そしてその 20 年後、父・カラムと同じ年齢になったソフィは、 かつて撮ったビデオ映像のなかに大好きだった父の、 当時は知らなかった一面を見出していきます。 夏の光・少しぎこちない会話・日焼け止めクリームの手触り・暗闇でゆらゆらと踊る 父の後ろ姿... 多くを語らないミニマリスティックな演出で観る側に深い余韻をもたらしてくれる 作品となっています。  私も観させていただきましたが... とてもやさしい気持ちになれるお話ですが、 親の気持ち・子どもの気持ちが伝わってきて 温かくも切ない気持ちにもなりました。 映画を観ると、記憶に埋もれていた親との温かい時間を思い出すことが出来ると思います。  2022 年カンヌ映画祭・批評家週間での上映から話題を呼び、 昨年末には複数の海外メディアがベストムービーに挙げるなど、  世界でも話題沸騰中です。  さらに父親を演じたポール・メスカルがアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたり、 監督シャーロット・ウェルズも英国アカデミー賞の英国新人賞を受賞したりと、 フレッシュな才能が集結した作品となっています。  そして、実はこの作品はフィクションでありながら、 メガホンをとったシャーロットウェルズ監督の自伝的要素もあり、 実際に、10 歳くらいの頃父親とトルコに 2 週間ほど滞在した時の、初めてのダイビングや泥風呂、空いっぱいのパラグライダーなど 当時感じた楽しさや驚きを物語に取り入れたようです。 だからこそどこかリアルで、 それぞれが、自分の記憶であるかのような気持ちになるような映画体験が出来ます。  映画の中では、 カラムとソフィも本当の親子の様に見えますが、 父と娘の親子関係にリアリティを出すために、監督はクランクインの2週間前から 毎日父親役のポール・メスカルと娘役のフランキー・コリオが1~2時間 一緒に過ごして、その後、あえてふたりだけにして放っておくという手法を 取っていたそうなんです。 (ビーチに行く、ビリヤードをする、アイスクリームを食べる等)   監督は「彼らがお互いを知って、本物の絆を築き、互いを好きになっていく様子は 見ていてうれしかった」と話していたそうです。   その後も製作中にふたりが一緒に過ごす時間も自然と続き、 それが物語に不可欠な家族の親密さを映しだす鍵となったようです。  さらに、物語を彩る音楽がすごく良く、 要所要所でクイーン&デヴィッド・ボウイ「アンダー・プレッシャー」、 ブラー「テンダー」などのヒットソングが流れるので、90 年代の空気を感じることが できます。 タイムトリップさせてくれるような、自分もその場にいるような気持ちになる 要素のひとつとなっています。  いま一緒にいるいないに関わらず、人生において特別で大事だと思える人がいる方になら きっと心に残る作品となると思います。  それぞれの心の中に在る大切な人との大切な記憶を揺り起こしてくれるような演出が、 多くを語らないシーンの数々にぎゅっと詰め込まれた作品です。 是非、劇場で楽しんでください!     映画『aftersun(アフターサン)』は、5 月 26 日(金)より ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国公開です。  番組では、鑑賞券、ムビチケ、非売品グッズなどのプレゼントもお出ししています!是非聴いてください♡  #映画 #アフターサン  #映画好き #映画好きと繋がりたい #映画鑑賞 #映画レビュー #映画館 #プレゼント #プレゼント企画」5月26日 16時15分 - yoshimuratami

吉村民のインスタグラム(yoshimuratami) - 5月26日 16時15分


ラジオ日本SWEETの月曜日は
毎週、新作映画をご紹介してます。
5月22日(月)は
世界のメディアが絶賛、
2022 年のベストムービー!
5 月 26 日(金)公開の映画『aftersun(アフターサン)』をご紹介しました!

スタジオには
映画の宣伝を担当されている こ
ハピネットファントム・スタジオ 小柳拓也さん に お越しいただきました。

【あらすじ】
20 年前のビデオテープに残る、11 歳の娘と父とのまばゆい数日間を描いた映画「アフターサン」。 
思春期真っただ中のソフィは、離れて暮らす父・カラムと トルコのひなびたリゾート地にやってきます。 映し出されるのは、輝く太陽の下で、ビデオカメラを互いに向け合い、 親密な時間をともに過ごす 2 人の姿。
そしてその 20 年後、父・カラムと同じ年齢になったソフィは、 かつて撮ったビデオ映像のなかに大好きだった父の、 当時は知らなかった一面を見出していきます。 夏の光・少しぎこちない会話・日焼け止めクリームの手触り・暗闇でゆらゆらと踊る 父の後ろ姿... 多くを語らないミニマリスティックな演出で観る側に深い余韻をもたらしてくれる 作品となっています。

私も観させていただきましたが...
とてもやさしい気持ちになれるお話ですが、 親の気持ち・子どもの気持ちが伝わってきて 温かくも切ない気持ちにもなりました。
映画を観ると、記憶に埋もれていた親との温かい時間を思い出すことが出来ると思います。

2022 年カンヌ映画祭・批評家週間での上映から話題を呼び、 昨年末には複数の海外メディアがベストムービーに挙げるなど、
世界でも話題沸騰中です。

さらに父親を演じたポール・メスカルがアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたり、 監督シャーロット・ウェルズも英国アカデミー賞の英国新人賞を受賞したりと、 フレッシュな才能が集結した作品となっています。

そして、実はこの作品はフィクションでありながら、 メガホンをとったシャーロットウェルズ監督の自伝的要素もあり、
実際に、10 歳くらいの頃父親とトルコに 2 週間ほど滞在した時の、初めてのダイビングや泥風呂、空いっぱいのパラグライダーなど 当時感じた楽しさや驚きを物語に取り入れたようです。
だからこそどこかリアルで、
それぞれが、自分の記憶であるかのような気持ちになるような映画体験が出来ます。

映画の中では、
カラムとソフィも本当の親子の様に見えますが、
父と娘の親子関係にリアリティを出すために、監督はクランクインの2週間前から 毎日父親役のポール・メスカルと娘役のフランキー・コリオが1~2時間 一緒に過ごして、その後、あえてふたりだけにして放っておくという手法を 取っていたそうなんです。
(ビーチに行く、ビリヤードをする、アイスクリームを食べる等)

監督は「彼らがお互いを知って、本物の絆を築き、互いを好きになっていく様子は 見ていてうれしかった」と話していたそうです。

その後も製作中にふたりが一緒に過ごす時間も自然と続き、 それが物語に不可欠な家族の親密さを映しだす鍵となったようです。

さらに、物語を彩る音楽がすごく良く、
要所要所でクイーン&デヴィッド・ボウイ「アンダー・プレッシャー」、 ブラー「テンダー」などのヒットソングが流れるので、90 年代の空気を感じることが できます。 タイムトリップさせてくれるような、自分もその場にいるような気持ちになる 要素のひとつとなっています。

いま一緒にいるいないに関わらず、人生において特別で大事だと思える人がいる方になら きっと心に残る作品となると思います。
それぞれの心の中に在る大切な人との大切な記憶を揺り起こしてくれるような演出が、 多くを語らないシーンの数々にぎゅっと詰め込まれた作品です。
是非、劇場で楽しんでください!


映画『aftersun(アフターサン)』は、5 月 26 日(金)より ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国公開です。

番組では、鑑賞券、ムビチケ、非売品グッズなどのプレゼントもお出ししています!是非聴いてください♡

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2023/5/26

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