安藤志穂美のインスタグラム(shiomi_ando) - 5月15日 00時53分
2023.5.4 am2:30 くうちゃんが虹の橋へ。
ひとつ前の投稿をしてから4時間後。
16才10ヶ月になり、17才のお誕生日を待たずしてひと足先に天国へ行くことを決めたようです。
私が寝室に行ったのは23時。
くうに水を少し飲ませたのが最後となりました。
2時に娘の夜泣きで起きたとき、
くうの荒かったはずの呼吸が聞こえず不気味なくらいに部屋が静まり返っていることに気づきました。
胸騒ぎで心臓がバクバクしました。
苦しむ声も全く聞こえなかったので、
ちゃんと穏やかに逝けたのだと思います。
家族全員が集まり、いつも通り皆で寝静まる夜中に誰にも迷惑をかけることなく。
約17年間、苦楽を共に生きてきました。
10代、20代、30代と私は人生の半分を一緒に過ごしてきたので、私の記憶の中には常にくうがいます。
誰よりも1番近くで私を見守ってきてくれてました。
私が18歳の時に1人暮らしを始めてから、二人三脚でずっと過ごしてきました。
くうに出会ったことで動物愛護に芽生え、
今日まで活動を続けてきました。
今の私があるのは全てくうの影響によるものです。
本当に一心同体で、くうがいない人生は考えられず、くうを失ったら生きていく自信がありませんでした。
それをくうは分かっていたのだと思います。
ですが去年、娘が産まれて幸せな生活を送る中で、
きっともう自分がいなくても私は生きていけるから大丈夫だと安心し、
これ以上私に負担をかけまいと思ったのかもしれません。
くうは常に娘にもべったりで守ってくれていました。
任務かのように毎日欠かさず。
何よりも大切で私の命そのものであり、
くうは私のために、私はくうのために生きてきた約17年間。
私がどれ程までにくうを愛していたか、
くうにはちゃんと伝わっていると思います。
亡くなった日も次の日も、
私は変更が効かないとても大事な予定が早朝からあり、多忙でじっくり寂しさと向き合う時間がありませんでした。
だけど逆にくうはそれを見越して、このタイミングを選んだのではないかと思っています。
でなければ、寂しさに押しつぶされて私が立ち直れないと分かっていたのかもしれません。
火葬するまでの2日間、
非科学的な現象が我が家に起きていました。
信じない人もいると思うので、これは私たち家族の中で留めておこうと思います。
最期まで空気が読めて本当に賢く、
そして優しくて最後まで私を守ることに命をかけてくれた、私の大事な大事な宝もの。
1週間以上経ち、実感が湧いてきた今は猛烈に寂しさに押しつぶされそうです。
もう2度と会えない、触れない、見えないこと、
2度と声を聞くことができないこと、
くうの遺品を整理することが怖くて仕方ありません。
ですが後悔はないです。
後悔なんて残らないくらいに、私の全てをくうに捧げてきた自信があります。
今は虚無感でいっぱいで、
抜け殻状態で必死にくうの記憶を辿ってます。
本当はこれは夢なのではないか、
どうしたら来世も出会えるのか、
もしかしたら生き返らせる方法があるのではないか、
ひたすら現実逃避をしては落ち込んで、
泣いていたら心配すると分かっていてもなかなか未だに現実を受け止められないでいます。
癌が分かってから10日。
一瞬でした。
突然すぎてちゃんと覚悟もしきれぬままに、
本当にあっという間に逝ってしまった。
くうちゃん、16年10ヶ月ありがとう。
私と出会ってくれてありがとう。
くうを想うといろんなことを乗り越えられてきたよ。
私も数十年後そっちに行くから必ずまた会おうね。
だいすき。
お空組の子たちへ🌈
犬見知りですが、他の犬と遊ぶのが大好きな子です。
犬相手には少し気が弱いビビりなところがありますが、争いごとが苦手でものすごく優しい子です。
ガタイが良く、清潔感のあるイケメンで、若い頃は非常によく他の犬にモテました。
くうちゃんをよろしくお願いします。
①くうが散歩で歩いた最後の日
②3匹との思い出
③④⑤くうちゃん
⑥家族との思い出
⑦⑧娘を守るくう
⑨私の入浴中は必ず見張るくう
ああ、写真を見ると涙出てくる。
そしてぜんぶかわいい。
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2023/5/15