長渕剛さんのインスタグラム写真 - (長渕剛Instagram)「. 僕はたくさんの詩を書いてきた。苦しみを伴うけれど書かずにはいられない。恋愛や人生や死生など実にたくさんの詩を書いてきた。 500編以上はある。なぜ書くのか！？それは、繋がりたいからだ。誰と？何を？人とだ！心をだ！詩を書くことは、自分を探求する旅だ。自分という生き物が何であるか！？を死ぬまで問う。得体の知れない生臭い生き物は、常に自己嫌悪や孤独や後悔に苦しんでいる。それを詩にする。詩にする事で自分を解放するのだ。家族があろうがやはり孤独であり血の繋がりはなお悲しい。僕の家にはざくろの老木がある。毎年生き生きした果実を成した。しかし今や添木をしなければ倒れてしまう。このざくろにはたくさんの想い出があり、僕だけがこのざくろの悲しみを知っている。やがて子供たちはこの庭から離れ、黄昏れる間もなく現状と闘っている。しあわせはすぐに無音となり枯葉だけが舞い散る。ハラハラと。僕は僕の必要性を感じなくなるのだ。いずれ皆生き物はその道を逝く。しかし、僕は、それが耐えられない。傷口を開くように詩を求める。優しさを探し、自己を撫でるべき心を叫び明日を掴む。そんな時僕は海を見に行く。キラキラ輝く海の光を。僕は勝手に海を見に行く。たった一人で良い。そしてまたひとひらの詩を書く。この海の嘆きを感じる者など昔からたった一人もいやしない。僕はそれでかまわない。僕はいつか帰るんだ。僕自身を育んだ優しき海へ。 #長渕剛 #nagabuchitsuyoshi #海」4月18日 14時12分