フジテレビ「めざまし8」さんのインスタグラム写真 - (フジテレビ「めざまし8」Instagram)「. 🌏#EXITのSDGsで地球のバイブスいとあがりけり！🌿 #EXIT が地球に優しいモノ・コト・ヒトを大調査！！ 2021年、日本で働くベトナム人技能実習生は9年間でおよそ15倍に急増し、20万人以上。そんな中、いじめや過酷な労働を訴える実習生は後を絶ちません。そこには、我々日本人が耳を傾けるべき悲痛な声がありました。そこで今回、EXITが取材するのは、ベトナム人僧侶のティック・タム・チーさん。 *⋆⋅⋅⋅⊱∘──────∘⊰⋅⋅⋅⋆‧* 兼近：チー先生りん：日本語お上手ですねチーさん：ありがとうございます。私、ベトナムから参りました。埼玉県にある大恩寺で住職を務めるベトナム人僧侶のティック・タム・チーさん🌿 ７歳で出家し、2001年日本の仏教を学ぶためベトナムから来日。現在は、ベトナム人技能実習生たちの支援活動を行なっています。りん：なぜベトナム人たちの駆け込み寺に？チーさん：コロナ禍になってから仕事を失ったり行き場がない実習生を（救うために）ベトナム大使館と連携してシェルターを開きました。彼らを受け入れてお寺で一緒に生活しました。兼近：それから“駆け込み寺”になっていったと。お寺では行き場を失った実習生を保護し、住む場所と食事を無償で提供。共同生活をしながら就職支援なども行なっています。りん：これまで何人くらい受け入れたんですか？チーさん：この2年間で2000人以上。4台の洗濯機も朝から晩まで回したんで2台ほど壊しました。兼近：回しすぎちゃって！りん：どんな思いで支援を行なっているんですか？チーさん：（実習生たちが）日本で学んで自分の夢を達成するようになってほしい。技能実習生たちに夢をかなえてほしい。しかし、彼らの夢を妨げているものの一つにあったのは日本人の心ない行為でした。チーさん：仕事先でね、日本語の壁もあって、暴力、暴言、低賃金、いじめ、そういった状況で逃げたという相談も多いですよ。今年３月からお寺に身を寄せている実習生のミンさん。２年半前に来日し、新潟県の建設会社で働いていましたが、いじめを受けお寺に救いを求めたといいます。兼近：どうして日本に来たいと思ったんですか？ミンさん：日本人の働き方を学びたくて来日しました。日本の素晴らしい技術を勉強して将来に役立てたかったんです。技術を学びながら、ベトナムの家族に仕送りする生活に希望を持って来日したミンさん。しかし、待っていたのは…、ミンさん：毎日上司から罵声を浴びせられ精神的に追い込まれるようないじめを受けました。そして会社には嘘の報告をされ、次第に周りの人も冷たい態度になりました。単身来日したミンさんにとって、頼るべき存在だった上司からのいじめ。技能実習も受けられないまま、ただ過酷な労働に耐える日々だったといいます。家族に仕送りをしなければならないミンさんは、日本で孤独に耐え働き続けましたが、精神的に限界を迎え、体調を崩してしまいました。ミンさん：毎日ストレスが溜まり、ご飯も食べられず、２週間ほど寝れなくなりました。そして、追い詰められ死にたいと思っていた私にチーさんは手を差し伸べてくれたんです。リン：同じ国に住む人が深い傷を与えてしまったことを恥ずかしく思うし、許してほしいなって思うし…、ミンくんの傷が癒えて、笑える日が来るといいなって願っています。ここ数年、年間5000人前後が失踪しているベトナム人技能実習生中には保護を受けるという選択ではなく、犯罪に走ってしまう実習生もいるといいます。貧困からの犯罪や自殺をなんとか防ぎたいとチーさんたちが行なっているのが食料支援です。企業や地元のボランティアと協力し、全国のベトナム人実習生に食料を届けています。これまで６万人以上に送り届けました。チーさん：我々がたった５kgお米と10個のラーメン届けるだけでも本人たちにとっては自分の周りに温かい人がいると思うだけでも世界平和になると思います。そんなチーさんには将来叶えたい夢があります。チーさん：ベトナム、日本、国境を越えてみなさんと一緒に困っている人たちを助けて、いい社会を作っていこうとそれを思って支援をしております。兼近：我々も応援していますので力になれることがあればよろしくお願いします！ベトナム人僧侶ティック・タム・チーさん連絡先公式インスタグラム @thichtamtri 公式ツイッター @NsVCdd5QrgeL9Pa *⋆⋅⋅⋅⊱∘──────∘⊰⋅⋅⋅⋆‧* #めざまし８ #EXIT #りんたろー。 #兼近大樹 #技能実習生 #ティック・タム・チー」4月12日 8時54分