里田まいのインスタグラム(maisatoda_official) - 3月19日 23時20分
先日、息子の卒園式でした。
昨年アメリカから日本に居住を移したことでの環境の違いに対応する事の難しさを感じたのは、子供たちも一緒でした。
特に息子には、試練だった。
新しい先生、新しいお友達。
なかなか馴染めず、毎日毎日行きたくないと泣き、
毎日幼稚園の入り口付近から足が前に進まない。
30分以上説得し、中に押し込めるように送り出すことも数回ではなかった。
親として、「本当にこれでいいのだろうか?」と何度も何度も考えた。
幼稚園の先生にも相談に乗っていただいたり、息子のお友達の親御さんにも話を聞いてもらったり。
ここだけが幼稚園ではないことはもちろんわかっていたし、選択肢は一つではない。
そんな事を悩みながらの日々だった。
でも幼稚園に迎えに行くと決まって「今日も楽しかった!」と笑顔で言う彼の言葉に嘘はないように思え、幼稚園の先生たちのサポート、お友達の声がけ、幼稚園のママ友やパパ友の支えのおかげで、
朝起きた瞬間から泣いていた時間が少し減り、
着替えで愚図る時間が少し減り、
私に幼稚園のお友達の名前や出来事を楽しそうに話してくれる時間が長くなるように、、、
本当に少しづつ。少しづつ、変化していった。
そんな日々から2ヶ月が過ぎた頃。
(過ぎてしまった今ならばたった2ヶ月と思うけど、この時はもう長く長く感じたわけよ😭)
忘れもしない。6月の頭、ようやく泣かずに彼が自分から進んで園内へ。
少し照れくさそうに、ハニカミ笑顔で。
この時は私が泣いた。
今まで気丈に振る舞ってきたつもりだった。
大丈夫大丈夫!と笑顔で背中を押し続けてきたつもりだったけど、私も不安で堪らなかったんだ。
これでいいのか、、?わからない日々だった。
そんなに思い詰めていた事に気付かされるくらい、息子が初めて泣かずに幼稚園に行けた日に私が初めて幼稚園で泣いた。
先生たちも、がんばったね!!と笑顔で喜んで迎えてくれた。
これは人それぞれだし、誤解を恐れずに言うと、、、
「幼稚園に行きたくない。学校に行きたくない。」
こんなことを子供が言ったとき、
じゃあ辛いなら行かなくていいよ、とすぐに言える母親では私はない。
これに関しては、これから先はわからないし、状況によっては「行かなくていいよ」と言う時が来るかもしれない。
でも少なくともこの時は、その判断ではないと強く感じ、私たちは彼の背中を押し続け、たくさん抱きしめてきた。
きっとこの先も頑張らなきゃいけない時は幾度となくやってくる。
その時に、自分の足で乗り越えてほしいし、それを自信にしてほしい。
そして彼は乗り越えてくれた。
最後は自信に満ち溢れた姿を、卒園式で見せてくれた。
今日もお友達に、先生に会えなくなるのが淋しい!といっていた。
ありがとう。がんばったね。大好きだよ。
卒園式、笑顔で素晴らしい1日を過ごせました!
長くなりました。。
写真は初めて彼が泣かずに幼稚園に行けた日に先生が撮ってくださったものと、
卒園式の笑顔(私の笑顔だが)
✌️
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2022/3/19