猫沢エミのインスタグラム(necozawaemi) - 4月2日 11時28分
イオちゃんが逝って、3週間が経った。
これまでの間、たくさんの友人が素敵なお花を下さって飾らせて頂いていたのだけど、昨日はじめて自分でイオちゃんへのお花を選んだ。
イオのことをイメージすると、シックなピンク色が浮かぶ。身体は白茶の五平餅カラーなんだけど、彼女はやっぱりとてもおんなの子で、しかも猫生の酸いも甘いも噛み分けた、深く味わいのあるピンク系という気がする。
奇しくも本が出来上がった昨日、パーンとまたひとつステージが上がった感覚があった。胸のあたりに確かにイオの存在を感じる。揺るぎない輪郭をもって、私に宿っているという。
昨夜、出来上がった本を持って来てくれた編集者のベッチにも、ちょっと照れながら話してたんだけど、私はイオの生前、ちょっとおつかいに近所へ出かけたりすると、お気に入りのラブソングを聴きながら、イオのことを想ってときめいていたんだよって😚あれは恋だったと思うって。
ユピガがかけがえのない息子たちなら、イオちゃんは年齢も、性別も、種族も越えた恋人だった。スーパープラトニックラブ。生き物の外側をひっぱがして、ただ魂として並べたときのイオの存在は、あまりにも素敵だった。強く、しなやかで、気品にあふれていて、真に優しかった。
こんなことを書いていると、今もちょっとこっぱずかしい。でも、誰しも好きなヒトの話をすると幸せな気持ちになるのと同じく、とても幸せな気持ちになる。
今朝も、ベランダのすみっこでコーヒーを飲みながらこれを書いていた。愛していたからこそ、いつ、どうやって彼女の手を離してやればいいのだろうと悩み抜いたこの場所で。
ベッチが言った。「イオちゃんがここにいないことが不思議でならない。」ほんとだね。イオほど確かな存在感で、ここにいた魂もなかったのに、今となってはすべてが幻のようにも感じる。
まるで自分の運命を最初からぜんぶわかってて、最初から終の住処は私自身と決めていたかのように。
イオちゃん、あなたとの恋物語を、近い未来、本に書くよ。
#イオちゃんフォーエバー #猫沢イオ
#イオの扁平上皮ガン日記
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2021/4/2