海江田万里のインスタグラム(kaiedabanri) - 1月10日 21時36分

かつて衆議院事務局職員をつとめ 、その後参議院議員となり、現在議員を引退して活発な言論活動をしている平野貞夫氏の近著『衆議院事務局』を読みました。
「実は国会のなかにも、政治家の暴走を止める『日本最強の組織』が存在し、機能してきた。」と序章にあるように、興味深い内容で一気に本書を読了しました。
読み終えて感じたのは平野氏の現在の政治状況に対する憤りの激しさと、自民党の一党独裁政治を糺すことができるのは、野党ではなく、立法府の職員だとの期待が非常に大きいことです。
私も国会議員として20年以上にわたり衆議院事務局の職員と接してきましたが、最近とみに感じるのは、国会職員の誠実な仕事ぶりです。
政府職員の多くは、首相に忖度して、政権与党寄りになりがちなのに対して、国会職員は与野党に公平な立場を貫いていると思います。特に、国会の調査局や法制局の職員は、私たち野党議員の質問準備や議員立法を作るうえでの強力な助っ人です。昨年の国会で注目された安倍前総理が桜を見る会前夜祭に関して国会での虚偽答弁(嘘をついた)の回数が、実に118回に及ぶことを調べ上げたのも衆議院調査局です。
国会の現状を変えるためにも、政党も議員個人も優秀な国会職員の力を活用しなければと改めて痛感しました。

#立憲民主党　#衆議院議員　#海江田万里　#平野貞夫

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