ベルのインスタグラム(belle.gokigenyou) - 12月20日 15時42分
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①法学部の志望度高め
②法学部生だけど法学の面白さが謎
③法学部卒だけど法学よくわかんなかったなあ
④仕事で法に関わる必要が出てきた
⑤法に限らず“ルール”の性質を知りたい
こんな人におすすめの本を読みました。
東北大学大学院法学研究科教授・森田果さんの『法学を学ぶのはなぜ?気づいたら法学部、にならないための法学入門』です。
私は法学部卒なのですが、入学するまではどんな学問か全然知らなかった!(かなりやばい)
そんなことがないように、
・法はなぜ必要か
・法の働きとはなにか
・法を作るとは何か
・法学とは何か
などがまとめられた入門書です。
“法ルールは,インセンティヴを設定することによって人々の意思決定に影響を与え,社会を特定の方向へ導いていこうとするものである。(P19)”
この定義に基づいた考え方(法道具主義)で、色々な例(理系ネタも多い)を用いながら、法について「ほーほーほー」と思わせてくれます。
読むと法律=暗記 から法律=結構クリエイティブ?なイメージに変わると思いますよ!
注意点としては、見かけは薄いが中身は密。出版社の有斐閣は六法出してるとこですよ!クオリティーは保証済みの一方で、“なんとなく法学部が選択肢にある”って状態の人は行くかどうか悩んじゃうかもしれない。
まあでも、そこで気づいた方が後々のためだよね。
進路指導室に置いてあり、先生がかいつまんで話してくれたら“興味がわく”という意味では良いだろうなあ〜と感じました。
ではでは、私にとってこの本はどうだったかと言いますと…
かなり良かった!
在学中はわりと真面目な生徒だったと思うのだけど、学びを進めると具体的な法の解釈や適用を頑張るようになっていきます。
すると、法にできることできないこと、法の役割なんかを忘れがちなんです…。
それを、「あー私は法周りのここを勉強してたんだ」って再認識しました。
そして、法は生きていることを実感しました。
本書は法だけに縛られず、ルール全般(ブラック校則問題なども!)について考える箇所もあれば、他の学問との違いや法を学んだ先にある職業についても触れられています。
もー入学前に読んでおけばよかった!笑 (発売されてないから無理なんだけどね)
と感じるもとともに、社会と直接関わる大人になったからこそ読んでクリアになる部分もあると思っています。
立法論の箇所なんかは、チームのリーダーを担う人には役立つかも。
ぜひ一読あれ〜!
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2020/12/20