小橋めぐみのインスタグラム(megumikok) - 10月27日 11時35分
辻仁成著「なぜ、生きているのかと考えてみるのが今かもしれない」
ロックダウンしたパリでの日常を綴った一冊。
日記なのに小説のようで。
でも、あの日々は本当に、今、目の前にあるのは現実の世界か否か分からなくなるような瞬間があった。
「僕は騒ぎ過ぎているのだろうか、それとも正しく恐れているのだろうか」という言葉が心に残る。
これは日常を取り戻しつつある今でも、変わらない想いだ。
ロックダウンが続くパリでのある日、辻家の天井が剥がれ落ちてしまうという事件が起こる。
やる気のない管理会社に連絡すると
「あなたは呪われていますね」という返信…😵
「パリで子供を育てなきゃならない運命で、シングルファザーで、コロナで、ロックダウンで、天井が剥がれ落ちているのだから、ここまで酷い人生はない」と辻さんは絶望するが、息子は、あの天井を笑いに変えなきゃ。これをエッセイとかに書いたらいいよ、と励ます。
辻さんの16才になる息子さんが、伸び伸びと育っていて、自分の意見をしっかり持っていて、父親思いで、息子らしさもあって、頼もしい。
海を越えて、私まで励まされた。
#辻仁成
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2020/10/27