WWDジャパンのインスタグラム(wwd_jp) - 7月15日 15時27分
デジタル版パリコレ オートクチュールの映像を勝手に採点 最高点は「ディオール」と「V&R」
世界的な新型コロナウイルス流行の影響で、パリコレ史上初となるオンラインでの2020-21年秋冬オートクチュール・コレクションが7月6~8日に開催されました。店頭に並ぶプレタポルテの洋服とは異なり、限られた人のために仕立てられるオートクチュールはファッション業界で働く人にとっても遠い存在に感じるものですが、今回はオンライン開催ということで、皆が平等に同じタイミングで発表を見ることができる初めての機会でした。「WWDジャパン」編集長の向も日記形式で動画をリポートしましたが、ここではオートクチュールを生で見たことがない取材班が感動した動画、イマイチだった動画を勝手に採点してみました。
ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)★★★★★
"激動の今の時代を表す愛のクチュール"
クリエイション◎
映像美◎
ストーリーテリング◎
尺◎ 5分20秒
インスピレーション◎
拡散力◎
記者のコメント:生配信で見た直後、感動して5回も再生してしまった。丁寧に一着一着のドレスの解説していた昔のクチュールショーを、現代流にアレンジしながらもユーモアが利いていて、見ている人たちを笑顔にする発表だった。
"チェンジ(change)"をテーマに激動の今の時代を表す「悲しみと怒り(A feeling of sadness and anger)」「相反する感情(Signaling our conflicting emotions)」「愛の発散(Radiate Love)」の3つのグループで構成されたコレクションで、おウチ時間にラグジュアリーを感じさせるバスローブドレスや、最新トレンドのアクセサリーとしてマスクを登場させるなど、今の時代性を捉えている。絵文字を使ったドレスなど、過去のコレクションとの連動性も感じられるのもよかった。
ナレーターが歌手のMIKAというのもサプライズ。最後には「人々は年齢、肌の色、性別、人種、宗教、セクシュアリティーに関係なく、愛される価値がある」というメッセージで締めくくられとても温かい気持ちになった。
そのほか、「ディオール」や「シャネル」などの動画に対する評価は @WWDジャパン のプロフィールのリンクから
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2020/7/15