瀧口友里奈さんのインスタグラム写真 - (瀧口友里奈Instagram)「・ #瀧口友里奈の本棚からこの一節 📚3冊目 ・ 私の本棚に並ぶ書籍から気になった一節を拾い、そこからぼんやりと考えたことを綴ります。 ・ 今日の一節は、 【苦しみを取り除きさえすれば、人々が人生に対して「意味・目的・満足」を感じられるわけではない。(中略)マイナスを減らすということと、プラスを増やしていくことは、異なる営みである可能性が高いのです。】 『フルライフ』/ 石川善樹 より📘 ・ タイトルの「フルライフ」」は「=充実した人生」。 ・ コロナの外出自粛下でできたあり余る”おうち時間”を前にして、時間の使い方、人生の過ごし方や人生観が大きく変化したという人も多いと思います。 ・ 私自身も、この期間中に普段とは全く違う楽しさや充実感を感じました。 ・ そんなおうち時間に、前からゆっくり深めたいと思っていた分野「Well-being」についてのこの本を手に取りました。 (まさにドンピシャすぎるこのタイミングでの発売!著者の石川さんありがとうー!という喜びと共に) ・ この本のサブタイトルに「今日の仕事と10年先の目標と100年の人生をつなぐ時間戦略」とある通り、 「日々の仕事や家事など、目の前のことを頑張りながらも、長い目線で幸せになるにはどうしたらいいの?」という問いに対して、予防医学研究者の著者が、これまでの医学論文や自身の調査で確かめてきた、フルライフを送るための時間の使い方の「戦略」を結集した一冊です。 ・ 本の後半部分で結論づけられている「最高のWellーbeing体験」は特に、石川さんらしくてとてもエモい。 これは、もしかしたらこれから本を読まれるかもしれない方へのお楽しみに、ここでは触れないでおきます。 ・ さて、前置きが長くなってしまいましたが、この本の中で心に残った一節が冒頭に記したものです。 ・ ちょうど同じ自粛期間中に、ご多分にもれず大ハマりした韓国ドラマ「梨泰院クラス」でも、まさにそれの象徴的なシーンがありました。 ・ 物語のヒロインの一人、イソは、あらゆる才能に秀でて社会的影響力にも恵まれた女性。旧世代から受け継がれてきた「幸福の価値観」の全ての項目をクリアしたような人。しかし、彼女は心の中でつぶやきます。「生きていても疲れる。きっと私は一生このまま疲れている」と。 この一言は、今を生きる一部の若者たちの心境を痛切に代弁しているように感じました。 あらゆるマイナスを減らし、たどり付いたのが、彼女にとって”生きていても一生疲れるような世界”だったのでしょう。 ・ 現代の社会の中で描くことのできる「幸福のゴール」はどこにあるんだろう。 ・ その後、物語ではイソは、主人公セロイと出会い、彼の夢を一緒に追うようになり、人生を取り戻していきます。 ・ 誰かの夢が自分の夢にもなること、自分の夢が誰かの夢になること。 夢を共有できる仲間がいるということは、何にも代え難い人生の”プラス”。その仲間は、家族でも、友達でも、仕事仲間でも。 (だから、この期間、仕事にいけなくて辛かった人も多いだろうなあ。人によっては、仕事仲間に会えないのは、家族に会えないのと同じくらいの苦しさだったかもしれない) ・ 「梨泰院クラス」の中では、「信念」という言葉がやたら出てきたのですが、信念と、それに基づくオリジナルの人生のコンセプトをデザインできるか。それを共有できる仲間がいるか。 それが、マイナスを減らすだけでなく、プラスを増やす営みなのかな〜とぼんやり考えました。 ・ 教育においても、社会での評価制度においても、マイナスを減らしていくだけでなく、プラスを増やすようなものであってほしいなぁと。」6月17日 21時39分 - yurinatakiguchi

瀧口友里奈のインスタグラム(yurinatakiguchi) - 6月17日 21時39分



#瀧口友里奈の本棚からこの一節 📚3冊目

私の本棚に並ぶ書籍から気になった一節を拾い、そこからぼんやりと考えたことを綴ります。

今日の一節は、
【苦しみを取り除きさえすれば、人々が人生に対して「意味・目的・満足」を感じられるわけではない。(中略)マイナスを減らすということと、プラスを増やしていくことは、異なる営みである可能性が高いのです。】
『フルライフ』/ 石川善樹 より📘

タイトルの「フルライフ」」は「=充実した人生」。

コロナの外出自粛下でできたあり余る”おうち時間”を前にして、時間の使い方、人生の過ごし方や人生観が大きく変化したという人も多いと思います。

私自身も、この期間中に普段とは全く違う楽しさや充実感を感じました。

そんなおうち時間に、前からゆっくり深めたいと思っていた分野「Well-being」についてのこの本を手に取りました。
(まさにドンピシャすぎるこのタイミングでの発売!著者の石川さんありがとうー!という喜びと共に)

この本のサブタイトルに「今日の仕事と10年先の目標と100年の人生をつなぐ時間戦略」とある通り、
「日々の仕事や家事など、目の前のことを頑張りながらも、長い目線で幸せになるにはどうしたらいいの?」という問いに対して、予防医学研究者の著者が、これまでの医学論文や自身の調査で確かめてきた、フルライフを送るための時間の使い方の「戦略」を結集した一冊です。

本の後半部分で結論づけられている「最高のWellーbeing体験」は特に、石川さんらしくてとてもエモい。
これは、もしかしたらこれから本を読まれるかもしれない方へのお楽しみに、ここでは触れないでおきます。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、この本の中で心に残った一節が冒頭に記したものです。

ちょうど同じ自粛期間中に、ご多分にもれず大ハマりした韓国ドラマ「梨泰院クラス」でも、まさにそれの象徴的なシーンがありました。

物語のヒロインの一人、イソは、あらゆる才能に秀でて社会的影響力にも恵まれた女性。旧世代から受け継がれてきた「幸福の価値観」の全ての項目をクリアしたような人。しかし、彼女は心の中でつぶやきます。「生きていても疲れる。きっと私は一生このまま疲れている」と。
この一言は、今を生きる一部の若者たちの心境を痛切に代弁しているように感じました。
あらゆるマイナスを減らし、たどり付いたのが、彼女にとって”生きていても一生疲れるような世界”だったのでしょう。

現代の社会の中で描くことのできる「幸福のゴール」はどこにあるんだろう。

その後、物語ではイソは、主人公セロイと出会い、彼の夢を一緒に追うようになり、人生を取り戻していきます。

誰かの夢が自分の夢にもなること、自分の夢が誰かの夢になること。
夢を共有できる仲間がいるということは、何にも代え難い人生の”プラス”。その仲間は、家族でも、友達でも、仕事仲間でも。
(だから、この期間、仕事にいけなくて辛かった人も多いだろうなあ。人によっては、仕事仲間に会えないのは、家族に会えないのと同じくらいの苦しさだったかもしれない)

「梨泰院クラス」の中では、「信念」という言葉がやたら出てきたのですが、信念と、それに基づくオリジナルの人生のコンセプトをデザインできるか。それを共有できる仲間がいるか。
それが、マイナスを減らすだけでなく、プラスを増やす営みなのかな〜とぼんやり考えました。

教育においても、社会での評価制度においても、マイナスを減らしていくだけでなく、プラスを増やすようなものであってほしいなぁと。


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2020/6/17

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