シトウレイさんのインスタグラム写真 - (シトウレイInstagram)「けいさん @1030kei とたにさん　@taniatsuhito　から頂いたブックカバーチャレンジ、次に紹介するのは、三島由紀夫。ちなみに私、太宰か三島かと問われたら断然即答三島派です。 4冊目･金閣寺三島文学の代表作の一つ。物語の筋立ての面白さや構成はもちろんのこと、なにより言葉の綾やかさに、読む度に思わず「ほぅぅぅ…(クラリ）」とよろめいちゃう。ギリッギリの精神状態の緊張感と、それにより作られた薄氷のような艶やかさがこの一冊には込めれてていて。三島が自分自身の魂を削って作り上げたことがうかがい知れる作品。ファッションで言えばアライア @azzedinealaiaofficial の緊張感があるクリエイションと通じるところがあるな、と。 5冊目･夜会服文学の覚えめでたい三島ですが、じつはですねー、文芸（エンタメ）小説も書いているんですよ書いてるんですよ書いてるんですよ3回言ったよ！その一つがこれ。三島のやわらかい部分が垣間見える作品かと思います。　この時代のトレンドとかお洒落の作法も垣間見えるので(近代が培ってきた豊かな成熟がまだ残ってる)、そういう意味でも面白いんです。三島って面倒くさそうで苦手、、、って人こそ一度手に取って欲しい。 6冊目･サド公爵夫人/わが友ヒットラー三島は戯曲も実は手がけておりまして。(戯曲というのはざっくりいうと、ドラマとかの台本みたいに書かれた物語のことね！)。戯曲も三島沼にはまる過程で初めて手に取ったのですが、最初はちょっと独特な文章であったり間合いがあったりと物語に入っていくまで少し時間がかかるんだけど一度集中ゾーンに入ったら、体感したことがない読書体験にトリップできます！頭の中にいきなり舞台ができあがる、つまり2次元の世界からいきなり4次元の世界で作品世界が脳内に広がるというか。美輪明宏さんとか好きな人はきっとわりとお好きなゾーンかと。さて次のバトン誰にしようか、、、と思った時に思い浮かんだのは坊主こと @rmiyamoto_ りょうくん！「ロン毛と坊主と…」と聞けば「あぁあの坊主！」と思う浮かぶ方も多いかと思いますが、彼の知識の深さと探究心、および自分の体で試してエビデンスをとるそのストイックさといったら。ではではりょうくん、選書楽しみにしてるね－！ #ブックカバーチャレンジ #bookcoverchallenge #近代日本文学　#三島由紀夫 #金閣寺　#夜会服　#サド侯爵夫人　#わが友ヒットラー #戯曲　#私オタクなのかもしれない」5月4日 20時56分