シトウレイさんのインスタグラム写真 - (シトウレイInstagram)「大好きな二人、けいさん @1030kei とたにさん　@taniatsuhito から偶然にも同じタイミングで回ってきたブックカバーチャレンジ、しかとバトン頂きました😊 私の読書のルーツは近代日本文学です。数多いる作家の中でもとりわけに影響を受けたのは、私の場合は谷崎潤一郎。ということで谷崎3選！ 1冊目は･痴人の愛　国内は勿論海外でも評価の高いこの作品。海外の方で「ナオミ」という名前の人を見る度、（ナオミキャンベルとか、ナオミワッツとか）「ここにも谷崎の息吹のかかった者が…」と心の中でウフウフしております。ちなみに私の谷崎バージンは、この作品。 2冊目は･陰影礼賛日本の美意識と西洋のそれとの本質的な違いを、谷崎の視点で見出してる。かげや隈のうちに日本的な美の本質を見いだすその視点。羊羹のくだりとか、もうだまされたと思って是非一度読んでみて欲しい！仕事とかで海外に行く機会が多い人は是非これを読んでおくと良いかと思います。ちなみにこれ中公文庫から出てるんですが、文庫本の中では中公文庫が一番すき！文字と文字の空間だったり、行間の幅感だったり…デザインが鷹揚なんですよねぇ。文庫の中では一番気が効いてると思う。ちなみに2番目は、やっぱりちくま（文庫）かなー？…え？うん、知ってる、話が脱線してるって。さ、話を元に戻しましょうか、3冊目。･谷崎潤一郎犯罪小説集谷崎のねー、「悪魔主義」と呼ばれた、比較的若き時代の掌編集！ (細雪とかに代表されるような）大谷崎の作品も耽美的で素晴らしい＆最強言うことなしなんですが、この尖った時代の谷崎の作品群も、なかなかどうしてたまりまてん！！！谷崎の魅力の一つは、源氏物語から13日の金曜日みたいな作品を作ることが出来るレンジの広さ、つまるところ教養の深さだと思う。ファッションでいうとストリートからオートクチュールまで全部みてます知ってます、的な。大分偏愛で語ってしまいましたが、偏愛でいえばバトンを渡す彼の漫画の偏愛っぷりも一読に値するかと。ということで、次のバトンはマイメン　@yuyanara　！選書楽しみしてるねー♪ ******************************************************** 【７日間ブックカバーチャレンジ】これは読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、好きな本を投稿。本についての説明の有無は自由、表紙画像をアップ。更にその都度1人の友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いするというルールです。 #bookcoverchallenge #谷崎潤一郎 #谷崎の話ならいつまででも出来る　#谷崎って口に出しただけで顔がにやける　#もはやこれは恋」5月1日 21時02分