山下晃和さんのインスタグラム写真 - (山下晃和Instagram)「【TRAVELBYBIKE】「前に進む気持ち」2011年3月撮影  何時間走ったのだろうか。砂漠の中で1人休憩していた。長居すると危険だ。乾いた風はどんどん身体の水分を奪っていく。  漕ぎ出そうものの 遮るものが一切無いので、強風でなかなか前に進めない。サングラスをしていないと目がやられる。太陽の光と砂塵に。  脚はもうパンパンに腫れ上がり、それが筋肉疲労なのか、日焼けなのか。感覚が無くなりつつあった。  このまま行けば街があるのだろうか。果たして、生きて辿り着けるのだろうか。もしかしたら、引き返したほうが良いのか。  しかし、歯を食いしばりながら前に進んだ。後ろを振り返るよりも前を見よう、と。  48.27km。  僕はロマスという町になんとか辿り着いた。トラック運転手が泊まるための簡易的なゲストハウスを見つけてホッとした。 前に進む気持ちがあれば、それさえあれば、きっとゴールは必ずやって来る。  自転車ってやつは、本当に色々なコトを教えてくれる。  #travelbybike #bikejourney #biketouring #海外自転車旅 #冒険 #adventurebybike #cycling  #peru  #ペルー #sanddunes  #砂漠 #southamerica #中南米 #bicicleta #旅 #自転車旅 #旅サイクリスト #ツーリング #自転車ツーリング」4月27日 21時53分 - travel_akikazoo

山下晃和のインスタグラム(travel_akikazoo) - 4月27日 21時53分


【TRAVELBYBIKE】「前に進む気持ち」2011年3月撮影
何時間走ったのだろうか。砂漠の中で1人休憩していた。長居すると危険だ。乾いた風はどんどん身体の水分を奪っていく。

漕ぎ出そうものの
遮るものが一切無いので、強風でなかなか前に進めない。サングラスをしていないと目がやられる。太陽の光と砂塵に。

脚はもうパンパンに腫れ上がり、それが筋肉疲労なのか、日焼けなのか。感覚が無くなりつつあった。

このまま行けば街があるのだろうか。果たして、生きて辿り着けるのだろうか。もしかしたら、引き返したほうが良いのか。

しかし、歯を食いしばりながら前に進んだ。後ろを振り返るよりも前を見よう、と。

48.27km。

僕はロマスという町になんとか辿り着いた。トラック運転手が泊まるための簡易的なゲストハウスを見つけてホッとした。
前に進む気持ちがあれば、それさえあれば、きっとゴールは必ずやって来る。

自転車ってやつは、本当に色々なコトを教えてくれる。

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2020/4/27

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