テレビ朝日「世界の街道をゆく」のインスタグラム(tvasahi_kaidou) - 5月20日 12時56分

出発地からおよそ950キロ走り、ブラジルとの国境の町リベラに着きました。二つの国旗の間が国境線だといいますが・・・。
車も人も自由に行き来しています。元々一つの地域が分断されましたが、今は“平和な国境”と呼ばれています。訪れた人々は束の間の国境破りを楽しみ、爽快感を噛みしめます。
この日、ウルグアイ側はブラジル人観光客で大賑わいです。両手には免税の品々。中でも、ウルグアイ名物のチーズは人気の品です。「ウルグアイは酪農の国だからね」と店員さんが言います。
日が暮れると、この夏、最後に近いカーニバルが始まりました。ヨーロッパ移民がもたらした謝肉祭に様々な文化が交わり、南米を象徴する陽気な祭りとなったものだといいます。
太鼓のリズムは、カンドンベとよばれるウルグアイ独自の音楽。ブラジルからも多くの人が駆けつけ、共に盛り上がります。
平和な国境の町で、カーニバルは深夜まで続いていました。

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